リベラルアーツ特論1(気象と防災)

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 リベラルアーツ特論1(気象と防災)
科目番号 4CR16 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「気象の図鑑」筆保弘徳・岩槻秀明・今井明子著、技術評論社
担当教員 石丸 良平

到達目標

1.気象情報を入手し、理解することができる。
2.気象現象を説明することができる。
3.気象災害時の適切な行動について理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1天気図や気象情報を十分に読解でき、他人に詳しく説明できる。天気図や気象情報を読解でき、他人に説明できる。天気図や気象情報を読解出来ない。
評価項目2各種気象現象の説明および原因の説明ができる。各種気象現象の説明ができる。各種気象現象の説明ができない。
評価項目3災害発生時の適切な行動や平常時の準備について理解できる。災害発生時の適切な行動が理解できる。災害発生時の適切な行動が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
天気の基本について学ぶ。特に天気図や気象情報の入手方法、見方、伝え方に重点を置く。座学で勉強するだけでなく、日々の実例や顕著現象を使って天気図解析や気象データ解析などの作業も行う。また、気象災害が発生した時の適切な行動についても勉強する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って進めるが、必要な資料は適宜配布する。
授業中に最新の気象データを使用することがあるので、各自ノートパソコンやスマートフォンを持参すること。
適宜、内容の理解度を問うレポートの提出を求める。
注意点:
評価方法:定期試験80%、レポート20%で評価する。
評価基準:60点以上を合格とする。
合格点に満たない場合は、再試験または課題で評価することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要の説明
授業の概要について理解する。
2週 気象現象 雲、雨、雪、雷、風などの気象現象について理解する。
3週 日本の天気 日本の春、梅雨、夏、秋、冬の代表的な天気について理解する。
4週 天気図 地上天気図や高層天気図について理解する。
5週 高気圧・低気圧 高気圧や低気圧の特徴について理解する。
6週 前線 温暖前線、寒冷前線、停滞前線、閉塞前線について理解する。
7週 台風 台風の発生、発達、進路、特徴などについて理解する。
8週 集中豪雨 集中豪雨のメカニズムについて理解する。
2ndQ
9週 エルニーニョ現象・ラニーニャ現象 世界の天候に影響を及ぼすエルニーニョ現象やラニーニャ現象について理解する。
10週 気象観測 気圧、気温、風向風速、降水量などの気象観測の方法について理解する。
11週 天気予報 短期予報、週間予報、季節予報などの気象予報について理解する。
12週 気象情報 気象情報の入手方法や見方について理解する。
13週 注意報・警報 災害が起こる恐れがある時に発表される注意報や警報、特別警報について理解する。
14週 気象災害 台風、竜巻、集中豪雨、高潮などの気象災害について理解する。
15週 防災行動 災害発生時の行動や平常時の準備など防災行動について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000