到達目標
1)社会で必要な日本語による論理的な話し方を身に付けるとともに、意思決定に活用できる。
2)他者の意見を聞いて即座に理解し、論理構造を把握できる。
3)ものごとを批判的に捉え、それに対して自らの考えをまとめることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本語によるディベートができる。 | 社会で必要な日本語による論理的な話し方を身に付けるとともに、意思決定に活用できる。 | 論理的な話し方が理解できない。 |
評価項目2 | 日本語で書かれた文章を読んで、論理的に反応(反論・同意)ができる。 | 書かれている文章を読んで、論理構造を認識できる。 | 日本語による文章の論理が指摘できない。 |
評価項目3 | 批判的に物事を考え、自分の意見が言える。 | 批判的に考えることはできるが、自分の意見にはできない。 | 他者の意見に自分の考えを持つことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
社会では様々な場面でコミュニケーション能力が必要とされていることは議論を待たない。この講義ではまず、日本語による論理的な話し方を学ぶ。学科のよるチームに分かれてディベートトレーニングを行い、議論における「論理」という暗黙のルールを学ぶ。ノートテイキングの方法を学び、相手の議論をよく理解し、人前で自分の意見を述べる社会人として大切な態度を陶冶する。
授業の進め方・方法:
授業では各学科単位でチームを作り、各学科対抗のディベート活動を通して実践的に論理的な話し方を身に付ける。易しい内容を扱った活動(価値ディベート)から始めて段階的に実際のディベート形式の議論へと発展させる。
注意点:
関連した内容のハンドアウトを毎回配布するので、事前学習として熟読してくること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション ゲームを通したアイスブレーク |
講義について理解する。 アイスブレークによって話しやすい雰囲気を作る。
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2週 |
「論理的」とはどういうことか学ぶ。 |
「論理的」であることを理解する。
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3週 |
「根拠」と「主張」の関係について学ぶ。 |
議論の根幹をなす、「根拠」「論拠」「主張」の流れを理解する。
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4週 |
日本語ディベートの形式について学ぶ。 |
日本語ディベート形式を理解する。競技ディベートと実際の討論の違いを理解する。
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5週 |
議題1についてグループで考える。ブレインストーミングの手法を学ぶ。 フローシートの書き方を学ぶ。 |
ブレインストーミングの手法を学ぶ。議論に参加できる。 メモの取り方(フローシート)を学び、ジャッジの仕方を学び学会などでの司会ができるようになる
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6週 |
日本語ディベート対戦 1 (価値ディベート)1日目 |
日本語ディベートの形式を活用して、議論が組み立てられる。
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7週 |
日本語ディベート 1 (価値ディベート) 2日目 |
日本語ディベート(価値ディベート)を体験する。
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8週 |
モラル・ジレンマを提示し、「論拠」について学ぶ。 関連ビデオを見る。 |
同じデータでも結論が異なる場合もあることを理解する。
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4thQ |
9週 |
日本語ディベート対戦 2 |
メモを取って、議論を理解できる。 質疑応答に慣れる。
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10週 |
反論の仕方、質問の仕方について学ぶ。
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反論の着眼点を理解できる。
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11週 |
日本語ディベート3 政策ディベートについてリサーチを行う。 |
チームメイトと協力し、効率的にリサーチができるようになる。
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12週 |
日本語ディベート3 1日目 |
立論のまとめ方についてより説得力のある方法を学ぶ。 質疑、反駁に慣れる。
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13週 |
日本語ディベート3 2日目 |
質問の着眼点、反駁の方法について学ぶ。 ディベートに慣れる。
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14週 |
議論における詭弁について学ぶ。 文学作品を鑑賞し、その中にみられる議論や詭弁について学ぶ。 |
詭弁について知ることで、議論にだまされないような素地を身に着ける。
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15週 |
まとめ |
これまでの学習事項をまとめ、今後に活用できるようにする。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | ディベート | 授業態度 | 提出物 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 40 | 10 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 40 | 10 | 20 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |