Course Objectives
１．反応工学に関する基礎的内容を理解できる。
２．各種反応速度式を導出し、反応器設計の基礎式を用いることができる。
３．化学反応を行う場合に重要となる操作，ならびに反応後の分離精製操作として行われる各種単位操作の原理を理解し，説明できる能力を身につける。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 各種化学反応の反応速度式を導出できる | 反応速度式を立てられる | 反応速度論を理解できない |
| 評価項目2 | 反応器設計式を反応器設計に活用できる | 反応器設計式を立てられる | 反応器設計学を理解できない |
| 評価項目3 | 単位操作（吸収、抽出、吸着、膜分離）の知識を活用できる | 単位操作（吸収、抽出、吸着、膜分離）を理解できる | 単位操作（吸収、抽出、吸着、膜分離）の知識を有していない |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
本講では、各種物質生産を行う上で必要な各種反応に関する基礎的知識を得るとともに、各プロセスに適用される操作法や装置の設計法などについて学ぶことを目的とする。
Style:
授業内容を黒板に記載し、それぞれについて説明する。単なる現象、数式の説明のみでなく、演習問題等も取り混ぜる。
Notice:
履修にあたり、化学、生物化学、物理化学、数学に関する知識が必要である。
本科目は学修単位科目であり、授業時間外の学習を要する。本科目に関連する課題を課す。
授業終了時に示す課題についてレポートを作成すること。
評価方法の詳細
前期及び後期に関しては、定期試験90%（中間試験30% 期末試験60%）、課題レポート10%を目安として評価する。
前期成績５０％、後期成績５０％として総合評価する。（評価基準：60点以上を修得とする。）
再試験を行う。再試験は60点以上を合格（60点）とする。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
| 1st Semester |
| 1st Quarter |
| 1st |
反応速度論の概要 |
反応速度論の概要を理解する
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| 2nd |
反応速度式 |
反応速度式を立てられる
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| 3rd |
反応とエネルギー |
反応速度とエネルギーの関係を説明できる
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| 4th |
定常状態近似法 |
定常状態近似法を用いた基本的な反応速度式の導出ができる
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| 5th |
律速段階近似法 |
律速段階近似法を用いた基本的な反応速度式の導出ができる
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| 6th |
複雑な反応の速度 |
各種反応速度式の導出ができる
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| 7th |
酵素反応速度論（１）：Michaelis-Menten式、Lineweaver-Burkプロット |
Michaelis-Menten式、Lineweaver-Burkプロットを適用できる
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| 8th |
酵素反応速度論（２）：酵素反応速度式の導出 |
酵素反応速度式を導出できる
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| 2nd Quarter |
| 9th |
反応器設計学の概要 |
反応器設計学の概要を理解する
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| 10th |
反応装置、操作方式 |
反応装置、操作方式を説明できる
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| 11th |
流れ状態、滞留時間分布 |
流れ状態、滞留時間分布を説明できる
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| 12th |
反応器設計の基礎式（１）：回分反応器 |
回分反応器の設計式を適用できる
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| 13th |
反応器設計の基礎式（２）：連続槽型反応器 |
連続槽型反応器の設計式を適用できる
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| 14th |
反応器設計の基礎式（３）：管型反応器 |
管型反応器の設計式を適用できる
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| 15th |
反応工学のまとめ |
これまでの内容を復習する
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| 16th |
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| 2nd Semester |
| 3rd Quarter |
| 1st |
固体触媒反応の基礎 |
固体触媒反応の概要を理解できる
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| 2nd |
固体触媒反応の速度と反応器設計の基礎式（１）：回分反応器 |
固体触媒反応に回分反応器の設計式を適用できる
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| 3rd |
固体触媒反応の反応器設計の基礎式（２）：連続槽型反応器、管型反応器 |
固体触媒反応に連続槽型反応器、管型反応器の設計式を適用できる
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| 4th |
ガス吸収の基礎 |
ヘンリーの法則を理解し、溶解平衡を説明できる
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| 5th |
吸収速度 |
二重境膜を理解し、境膜内の拡散を説明できる
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| 6th |
吸収操作 |
吸収操作の基礎式を立て、説明できる
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| 7th |
抽出の基礎 |
各種抽出操作の概要を理解できる
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| 8th |
後期中間まとめ（中間試験） |
これまでの内容を復習する
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| 4th Quarter |
| 9th |
抽出操作 |
抽出操作の基礎式を立て、説明できる
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| 10th |
吸着の基礎 |
各種吸着操作の概要を理解できる
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| 11th |
吸着操作 |
吸着操作の基礎式を立て、説明できる
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| 12th |
膜分離の基礎 |
各種膜分離法の概要を理解できる
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| 13th |
膜分離操作（１）：ガス分離膜、透析膜 |
ガス分離膜、透析膜の基礎式を立て、説明できる
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| 14th |
膜分離操作（２）：限外濾過膜、逆浸透膜 |
限外濾過膜、逆浸透膜の基礎式を立て、説明できる
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| 15th |
後期期末まとめ |
これまでの内容を復習する
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| 16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
| Subtotal | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |