概要:
本講では、各種物質生産を行う上で必要な各種反応に関する基礎的知識を得るとともに、各プロセスに適用される操作法や装置の設計法などについて学ぶことを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業内容を黒板に記載し、それぞれについて説明する。単なる現象、数式の説明のみでなく、演習問題等も取り混ぜる。
注意点:
履修にあたり、化学、生物化学、物理化学、数学に関する知識が必要である。
評価方法の詳細
前期及び後期に関しては定期試験(中間試験30% 期末試験70%)から評価する。
前期成績50%、後期成績50%として総合評価する。(評価基準:60点以上を修得とする。)
再試験を行う。再試験は60点以上を合格(60点)とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 物理化学 | 反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 | 4 | 前3,前6 |
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 | 4 | 前3 |
連続反応、可逆反応、併発反応等を理解している。 | 4 | 前2,前6 |
律速段階近似、定常状態近似等を理解し、応用できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前8 |
化学工学 | 基本的な抽出の目的や方法を理解し、抽出率など関係する計算ができる。 | 4 | 後7,後9 |
吸着や膜分離の原理・目的・方法を理解できる。 | 4 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
バッチ式と連続式反応装置について特徴や用途を理解できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3 |
分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 物理化学実験 | 反応速度定数の温度依存性から活性化エネルギーを決定できる。 | 4 | 前3 |