到達目標
1.自分のアイディアと制作意図をまとめ、それを工程化し、作品として完成できる。
2.ものづくりと表現、発想のスキルを習得する。
3.プレゼンテーション能力、自己アピール能力を向上させる。
4.鑑賞を通し、国際レベルの美術の知識教養を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
平面作品(3点とアイディア集、レポート)制作、提出、 | ①色とかたちの示す意味をふまえ、ブランディングに生かすことが出来る。
②オリジナリティーあるアイディアを創出・表現出来る。
③美しい、もしくは心に留まる作品を完成させることができる。 | ①色とかたちの示す意味、ブランディングの効果が理解出来、その活用を試みている。
②全作品を完成させることができる。 | ①制作に対し極端に意欲と目標が感じられない場合。
②作品が提出出来ていない場合。 |
評価項目2
立体作品制作(1点とアイディア集、レポート)、提出
| ①素材と道具の扱い方をよく理解し、美しい部品のカット・組み立てが出来る。
②構築法を理解し、目標時間内に作りあげる製作工程と計画を立てことが出来る。
③美しい模型に仕上げることが出来る。
④オリジナリティーに富んだアイディアを生むことが出来る。 | ①素材と道具の扱い方を理解し、部品のカット・組み立てが出来る。
②構築法を理解し、製作工程と計画を立てることが出来る。歪みの少ない模型に仕上げることが出来る。 | ①素材と道具への理解を欠き、部品のカット・組み立てに極端に意欲と目標が感じられない場合。
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評価項目3
プレゼンテーション | ①制作意図、色彩や素材感について簡潔に伝えることが出来る。
②今後の問題点にも気付くことが出来る。
| ①自分の制作意図を述べることが出来る。
| ①話が切り出せない。要点がつかめていない場合。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代では、各分野で生き残りをかけたブランディングが進み「発想の転換力」「アートとデザイン能力」の養成は益々重要な意味を持つようになった。本授業では、平面・立体作品の制作を通し、発想力や、ものづくり、表現スキルを伸ばすことはもちろんのこと、立案から実現までのプロセスを整理して製作工程を計画し、一貫したコンセプトを掲げ表現・発表(プレゼンテーション)できる能力を養うことを目的とする。また様々な時代の作家やデザイナー、建築家の作品を鑑賞することによって、多様な文化の知識と教養をつけ、自らの表現の幅の拡大を図る。
授業の進め方・方法:
平面・立体作品制作、鑑賞を3つの柱とし授業を進行する。実践では、各自進めたいテーマを決め、アイディアを出した後、教師とマンツーマンで話す時間をとり、新たな発想法・制作法のアドヴァイスを受けながら進める。時間内に完成できるよう、各自、行程を把握し時間配分計画をしながら制作する。テストは行わないが、各作品の立案と完成時にプレゼンテーションし、発想力・コミュニケーション力の有無を評価対象とする。
注意点:
評価基準:60点以上を合格とする。
全作品、及びその立案・企画のコンセプトボード、レポートの提出が必須である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション(授業の進め方・目的・評価方法等のガイダンス) 平面1(ブランディングとは) |
"授業の進め方・目的・評価方法などを把握する。 ブランディング意味と効果が理解出来る。"
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2週 |
平面2(ブランディング「起業したら・・・」)
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自分の将来を見つめ、起業例を具体的に書き出すことができる。
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3週 |
鑑賞1、テーマレポート1、平面3(ブランディング「起業したら・・・」)
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ロゴマークとその活用法などを調べてきて、起業例のブランディングに生かすことができる。
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4週 |
鑑賞2、平面4(ブランディング「起業したら・・・」)
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色について学び、起業例のブランディングに生かすことができる。アイディアスケッチを終わらせる。
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5週 |
平面5(ブランディング「起業したら・・・」)
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ケント紙上にロゴマークの作品制作をする。
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6週 |
平面6(ブランディング「起業したら・・・」)
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ロゴマークを完成させる。他の作品にとりかかる。
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7週 |
平面7(ブランディング「起業したら・・・」)
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2作品(ロゴマークともう1点)を完成させる。
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8週 |
鑑賞3、テーマレポート2(場所からの発想)
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作家のプロジェクトの規模や意味を充分に生かし、自分の発想につなげることが出来る。
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2ndQ |
9週 |
立体造形(スチレンボードをつかった模型制作1)
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既存の作品を分析し、制作行程、方法を見つけ、書き出すことが出来る。作品の構想を練り、アイディアスケッチに表すことが出来る。
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10週 |
立体造形(スチレンボードをつかった模型制作2)、プレゼンテーション
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アイディアスケッチを終え、説明することが出来る。 スチレンボード・スチのりなどの素材の特性を感じ取ることが出来る。
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11週 |
立体造形(スチレンボードをつかった模型制作3)
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スチレンボードに部品を書き入れ、カットしている。
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12週 |
鑑賞4、テーマレポート3
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スチレンボードの部品をカットし、組み立て始めている。
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13週 |
立体造形(スチレンボードをつかった模型制作4)
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制作の行程の40%程度が終わっている。
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14週 |
立体造形(スチレンボードをつかった模型制作5)
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制作の行程70%程度が終わっている。
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15週 |
立体造形(スチレンボードをつかった模型制作6)、プレゼンテーション
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作品完成。全作品、それぞれのレポート、アイディアスケッチなど全ての提出物が揃い、提出。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 平面1作品 | 平面2作品 | 立体作品 | | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 10 | 40 | 20 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 25 | 15 | 25 | 0 | 75 |
専門的能力 | 0 | 0 | 5 | 5 | 5 | 0 | 15 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 |