応用化学実験

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 応用化学実験
科目番号 0373 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 生物応用化学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材 教材:各教員で準備・作成した実験テキストを用いる。
担当教員 津田 祐輔,辻 豊,栫 隆彦,石井 努,松山 清,渡邊 勝宏

到達目標

1.応用化学に関する体系的な実験技術を体得する。
2.研究室仮配属を体験する為、5年生の卒業研究にスムーズに移行できる。
3.実験レポートの書き方を習得する。
4. 研究室全体(チーム)で協力して実験を実施し,効率的・安全に実験を行う事を
習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1応用化学に関する体系的な実験技術を十分に体得した。応用化学に関する体系的な実験技術をほぼ体得した。応用化学に関する体系的な実験技術を体得していない。
評価項目2実験レポートの書き方を十分に習得した。実験レポートの書き方をほぼ習得した。実験レポートの書き方を習得していない。
評価項目3 研究室全体(チーム)で協力して実験を実施し,効率的・安全に実験を行う事を十分に習得した。 研究室全体(チーム)で協力して実験を実施し,効率的・安全に実験を行う事をほぼ習得した。 研究室全体(チーム)で協力して実験を実施し,効率的・安全に実験を行う事を習得していない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
これまでに学んだ応用化学関連講義の基礎及び専門知識並びに基礎化学実験Ⅰ・Ⅱ、有機化学実験などの基礎的な実験を踏まえて、各研究室で行われている卒業研究を体験する。本実験の習得が5年生での卒業研究への糧となることを目標とする。
授業の進め方・方法:
全学生が3つのテーマを経験するオムニバス形式である。卒業研究室で個別に実施するので、学生は小グループで密接な指導を受ける。仮配属研究室では実験・研究を通した上級生(5年生、専攻科生)とのコミュニケーションも経験する。実験終了後はレポート作成を行う。
注意点:
実験にあたっては安全に留意する(薬品の取り扱い、保護具の装着、機器の取り扱い、挟まれ・巻き込まれ等)。
各レポートの平均点60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 研究室説明 応用化学コースの説明聴講は必須(生物化学コースのものは希望のみ) 各研究室の概要を理解する。
2週 研究室選択(担当教員6名の研究室の内,2研究室(以下A~C)を選択する。但し,内1研究室は生
物化学コースからの選択も可能である。)
適切な研究室を選択する。
3週 研究室Aにおける実験Ⅰ 研究室Aにおける実験の目的と実験方法を知る。
4週 研究室Aにおける実験Ⅱ 研究室Aにおける実験を遂行する。
5週 研究室Aにおける実験Ⅲ 研究室Aにおける実験を完結させる。
6週 研究室Bにおける実験Ⅰ 研究室Bにおける実験の目的と実験方法を知る。
7週 研究室Bにおける実験Ⅱ
研究室Bにおける実験を遂行する。
8週 研究室Bにおける実験Ⅲ 研究室Bにおける実験を完結させる。
4thQ
9週 研究室仮配属(A、B以外及び生物化学コースからの選択も可能) 仮配属の研究室を適切に選択する。
10週 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査Ⅰ 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査を行う。
11週 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査Ⅱ 同上
12週 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査Ⅲ 同上
13週 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査Ⅳ 同上
14週 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査Ⅴ
同上
15週 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査Ⅵ 仮配属研究室における卒業研究の予備実験・調査をまとめる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合020002060100
基礎的能力0000000
専門的能力020002060100
分野横断的能力0000000