分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 材料物性 | 金属の一般的な性質について説明できる。 | 4 | 前1 |
原子の結合の種類および結合力や物質の例など特徴について説明できる。 | 4 | 前1,前12 |
結晶構造の特徴の観点から、純金属、合金や化合物の性質を説明できる。 | 4 | 前1 |
陽子・中性子・電子からなる原子の構造について説明できる。 | 3 | 前1 |
ボーアの水素原子模型を用いて、エネルギー準位を説明できる。 | 3 | 前1 |
4つの量子数を用いて量子状態を記述して、電子殻や占有する電子数などを説明できる。 | 1 | |
周期表の元素配列に対して、電子配置や各族および周期毎の物性の特徴を関連付けられる。 | 2 | |
結晶系の種類、14種のブラベー格子について説明できる。 | 4 | 前1 |
ミラー指数を用いて格子方位と格子面を記述できる。 | 4 | 前1,前2 |
代表的な結晶構造の原子配置を描き、充填率の計算ができる。 | 4 | 前2 |
X線回折法を用いて結晶構造の解析に応用することができる。 | 3 | 前2 |
金属材料 | 製銑および製鋼工程について、原料ならびに主設備、主な炉内反応を説明できる。 | 2 | |
純鉄の組織と変態について、結晶構造を含めて説明できる。 | 4 | |
炭素鋼の状態図を用いて標準組織および機械的性質を説明できる。 | 3 | |
炭素鋼の焼なましと焼ならしについて冷却速度の違いに依存した機械的性質の変化を説明できる。 | 2 | |
炭素鋼の恒温変態(T.T.T.)曲線と連続冷却変態(C.C.T.)曲線の読み方とこれらの相違を説明できる。 | 2 | |
炭素鋼の焼入れの目的と得られる組織、焼入れによる機械的性質の変化を説明できる。 | 2 | |
焼入れた炭素鋼の焼戻しの目的とその過程に関する知識を活用し、焼入れ焼き戻しによる機械的性質の変化を説明できる。 | 2 | |
合金鋼の状態図の読み方を利用して炭化物の種類や析出挙動を説明できる。 | 2 | |
合金鋼の添加元素と機械的性質に関する知識を利用して、合金鋼の用途を選択できる。 | 2 | |
状態図を用いて、鋳鉄の性質および組織について説明できる。 | 2 | |
純銅の強度的特徴、物理的、化学的性質について説明できる。 | 2 | |
黄銅や青銅について、その成分および特徴を理解し、適切な合金を応用できる。 | 2 | |
アルミニウムの強度的特徴、物理的・化学的性質について説明できる。 | 2 | |
鋳造用・展伸用アルミニウムについて、その成分や熱処理による組織学的変化の観点から適切な合金を応用できる。 | 2 | |
無機材料 | 原子価結合法により、共有結合を説明できる。 | 4 | |
イオン結合の形成と特徴について理解できる。 | 4 | |
金属結合の形成と特徴について理解できる。 | 4 | |
複合材料 | 複合材料の発展や分類について説明できる。 | 3 | |
複合材料の機械的強度や複合則について説明できる。 | 3 | |
界面のぬれの観点から、複合化しやすいものと複合化しにくいものを区別できる。 | 2 | |
強化形態ごとに主要な製造法を説明できる。 | 2 | |
強さの複合則、比強度、比剛性の観点から、複合化するメリットを説明できる。 | 4 | |
直交異方性の複合材料の弾性定数について理解できる。 | 4 | |
強化材を分類でき、強化機構について説明できる。 | 2 | 前12 |
ガラス繊維、炭素繊維の製造法を説明できる。 | 2 | 前12 |
材料組織 | 点欠陥である空孔、格子間原子、置換原子などを区別して説明できる。 | 4 | 前3 |
線欠陥である刃状転位とらせん転位を理解し、変形機構と関連して説明できる。 | 4 | 前9 |
面欠陥である積層欠陥について説明できる。 | 4 | 前9 |
物質系の平衡状態について、安定状態、準安定状態、不安定状態を説明できる。 | 2 | |
ギブスの相律から自由度を求めて系の自由度を説明できる。 | 2 | |
純金属の凝固過程での過冷却状態、核生成、結晶粒成長の各段階について説明できる。 | 2 | |
2元系平衡状態図上で、てこの原理を用いて、各相の割合を計算できる。 | 3 | |
全率固溶体型の状態図を、自由エネルギー曲線と関連させて説明できる。 | 3 | |
共晶型反応の状態図を用いて、一般的な共晶組織の形成過程について説明できる。 | 3 | |
包晶型反応の状態図を用いて、一般的な包晶組織の形成過程について説明できる。 | 3 | |
弾性変形の変形様式の特徴、フックの法則について説明できる。 | 4 | 前8 |
塑性変形におけるすべり変形と双晶変形の特徴について説明できる。 | 4 | 前8,前12,前13,前14,前15 |
刃状転位とらせん転位ならびに塑性変形における転位の働きを説明できる。 | 4 | 前8,前12,前13,前14,前15 |
降伏現象ならびに応力-歪み曲線から降伏点を求めることができる。 | 4 | 前10 |
加工硬化、固溶硬化、析出硬化、分散硬化の原理を説明できる。 | 4 | 前10,前13,前14,前15 |
格子間原子型および原子空孔型の拡散機構を説明できる。 | 4 | 前4,前6 |
拡散係数の物理的意味を説明できる。 | 4 | 前4 |
回復機構および回復に伴う諸特性の変化を説明できる。 | 4 | 前12 |
再結晶粒の核生成機構および優先核生成場所を説明できる。 | 3 | 前12 |
再結晶粒の成長機構を説明できる。 | 3 | 前12 |
共析変態で生じる組織を描き、相変態過程を説明できる。 | 3 | |
マルテンサイト変態について結晶学的観点からの相変態の特徴を説明できる。 | 3 | |
力学 | 荷重と応力、変形とひずみの関係について理解できる。 | 4 | 前12 |
応力-ひずみ曲線について説明できる。 | 4 | 前12 |
フックの法則を用いて、縦弾性係数(ヤング率)、応力およびひずみを計算できる。 | 4 | 前12 |
許容応力と安全率を説明できる。 | 1 | |
荷重の方向、性質と物体の変形様式との関係について説明できる。 | 2 | |
引張、圧縮応力(垂直応力)とひずみ、物体の変形量を計算できる。 | 2 | |
縦ひずみと横ひずみを理解し、ポアソン比およびポアソン数を説明できる。 | 3 | |
せん断応力(接面応力)とせん断ひずみ(せん断角)を計算できる。 | 2 | |
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。 | 2 | |