英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅴ
科目番号 5M01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 アクティブ・リーディング Super(アルク)
担当教員 横溝 彰彦

到達目標

1.社会問題に関する英語の長文を読んで、論理構造を把握しながら文章の概要を理解できる。
2.社会問題に関する英語の長文を読んで、使用されている語彙、文法、構文を理解できる。
3.社会問題に関して、英語で自分の考えを述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
論理構造英文段落のトピックセンテンスとサポーティングセンテンスを把握しながら文章の概要を理解できる。英語の長文の序論、本論、結論を把握しながら文章の概要を理解できる。英文の論理構造を把握しながら文章の概要を理解することができない。
語彙、文法、構文辞書や参考書を自主的に参照して、使用されている語彙、文法、構文を理解できる。教員の説明を聞いて、使用されている語彙、文法、構文を理解できる。使用されている語彙、文法、構文を理解できない。
話す力前もって準備しておけば、流暢に英語で自分の考えを述べることができる。前もって準備しておけば、英語で自分の考えを述べることができる。英語で自分の考えを述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会問題に関する英文を読み、論理構造を理解しながら内容を理解するとともに、英語で自分の考えを述べることができるようになるための訓練を行う。
授業の進め方・方法:
教科書のテーマに沿った内容のスピーチを輪番で発表し、次週にレポートを提出してもらう。
毎回の授業の最初に、前回の授業の復習テストを行う。
注意点:
(1)点数配分:中間試験35%、期末試験35%、小テスト10%、スピーチ課題10%、ネットアカデミー10%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。
(3)再試験を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業準備、英文の論理構成、スピーチの発表とレポートについて理解する
2週 企業の環境意識 環境問題に関する企業の意識に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
3週 絶滅危惧種の保護 インドネシアの環境問題とオランウータン保護に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
4週 エコツーリズム 環境問題と観光に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
5週 地雷のある世界 地雷除去と科学技術に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
6週 飢餓のある世界 飢餓と食料問題に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
7週 Review これまでの内容を復習する
8週 中間試験 これまでの内容の理解度を測定する
2ndQ
9週 中間試験の見直し 試験の結果を基に、これまでの取り組みを振り返り、改善点を考える
10週 格差のある社会 格差と社会構造に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
11週 医療支援 アフガニスタンとパキスタンの貧困と医療に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
12週 経済支援 バングラディッシュの貧困と経済支援に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
13週 教育支援 カナダの貧困と教育に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
14週 自立支援 コンゴの戦後復興と自立支援に関する英文の内容を理解し、自分の考えを英語で述べることができる
15週 Review これまでの内容を復習する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前3

評価割合

試験小テストスピーチ課題ネットアカデミー合計
総合評価割合7010101000100
基礎的能力7010101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000