概要:
機械や道具はいろいろな材料から製造された部品や部材により構成されており,各部品は設計段階で力学計算を行い,壊れることのないよう適切な材料や寸法を設定している.材料力学は,その設計を行うために必要な基礎知識を学ぶものである.
授業の進め方・方法:
教科書を用いた講義を行う.講義中には演習や課題を行い,解説も行う.
材料力学には,数学や物理の基礎知識が必要であるので,それら科目についてよく復習をしておくことが望ましい.
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 材料物性 | 金属の一般的な性質について説明できる。 | 2 | 前2,後13,後14 |
力学 | 荷重と応力、変形とひずみの関係について理解できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後3,後4,後6,後7,後8,後9 |
応力-ひずみ曲線について説明できる。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,後8,後9 |
フックの法則を用いて、縦弾性係数(ヤング率)、応力およびひずみを計算できる。 | 3 | 前7,前10,前12,前13,後4,後7,後8,後9,後10 |
引張と曲げを受ける物体の任意の断面に生じる引張応力と曲げ応力を求めることができる。 | 3 | 後2,後3,後5,後10,後11,後12 |
圧縮と曲げを受ける物体の任意の断面に生じる圧縮応力と曲げ応力を求めることができる。 | 3 | 後7,後8,後9,後10,後12 |
平面応力状態にある任意断面での主応力および主せん断応力を計算できる。 | 3 | 前5,後12 |
主応力方向および主せん断応力方向を説明でき、それらの値を計算できる。 | 3 | 前5,後12 |