英語演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語演習Ⅲ
科目番号 0301 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 材料工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 英語総合問題集 UNITE Stage 3 (数研出版)、Vision Quest 総合英語(啓林館)、NetAcademy Power Words Course
担当教員 福田 かおる

到達目標

1.基本的な英文法の知識を習得し、多様な内容の英文を読んで大意を理解できる。
2.英語の発音の基礎的な知識を持ち、英語を聞き取るための練習方法を習得する。
3.NetAcademy Power Words Level 2までの語彙を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英文法の基礎知識高校レベルの基礎文法の8割以上を習得している高校レベルの基礎文法の6割以上を習得している。高校レベルの基礎文法の6割以上を習得していない。
評価項目2 英語の発音と聞き取り音声教材を活用してディクテーションや発音練習が自発的にできる。課題として課されたら、音声教材を使ったディクテーションや発音練習ができる。課題として課されても、音声教材を使ったディクテーションや発音練習ができない。
評価項目3 英語の語彙ネットアカデミーPower Words Courseレベル2までの単語を習得している。ネットアカデミーPower Words Courseをレベル2まで修了している。ネットアカデミーPower Words Courseをレベル2まで修了していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1,2年次に学習した基本的な文法事項を定着させ応用力を養成するとともに、その知識を生かして多様なトピックの英文を理解できるようにする。また、教科書付属のCD等を活用したリスニングや発音の練習方法を身につけるとともに、NetAcademyを用いて自立的に学習を進め、語彙と文法の強化を図る。
授業の進め方・方法:
授業はテキストに沿って進めるが、文法については必要に応じてプリントも使用する。提出ノートを活用して予習・復習を行うこと。各レッスン毎の練習課題、提出ノート(定期的に提出)、ネットアカデミー、音読等を課題点とする。
授業には辞書を持参すること。
注意点:
評価基準:60点以上を合格とする。(配分:定期試験80%、課題20%)再試は、課題点20点中12点以上取得している学生に限り実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 授業の進め方と学習の仕方を理解する。
2週 Lesson 1 サンフランシスコ地震の体験談 本文の内容を理解し、問題に答える。
3週 Lesson 1 文法:時制
動詞の時制について確認する。
4週 Lesson 2 コウモリと生態系 本文の内容を理解し、問題に答える。
5週 Lesson 2 文法:助動詞 助動詞の使い方を確認する。
6週 Lesson 3 海洋深層水の利用 本文の内容を理解し、問題に答える。
7週 Lesson 3 文法:受動態 受動態について確認する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 Lesson 4 ウォーキングのダイエット効果 本文の内容を理解し、問題に答える。
10週 Lesson 4 文法:準動詞(1) 不定詞と動名詞の使い方を確認する。
11週 Lesson 5 深刻化する水不足の危機 本文の内容を理解し、問題に答える。
12週 Lesson 5 文法:準動詞(2) 分詞構文を確認する
13週 Lesson 6 アフリカの携帯電話革命 本文の内容を理解し、問題に答える。
14週 Lesson 6 文法:準動詞(3) 使役動詞の使い方を確認する。
15週 Lesson 7 新しいバイオ燃料、文法:比較
     
本文の内容を理解し、問題に答える。比較の表現を習得する。
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 8 窓にかけられた税 本文の内容を理解し、問題に答える。
2週 Lesson 8 文法:関係詞(1) 関係代名詞の使い方を確認する。
3週 Lesson 9 美人コンテストをめぐる論争 本文の内容を理解し、問題に答える。
4週 Lesson 9 文法:関係詞(2) 関係副詞の使い方を確認する。
5週 Lesson 10 幅広い交際はなぜ必要か 本文の内容を理解し、問題に答える。
6週 Lesson 10 文法:仮定法 仮定法を理解する。
7週 Lesson 11 高齢者のベンチャー企業、文法:否定 本文の内容を理解し、問題に答える。部分否定や二重否定の表現を理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 Lesson 12 フロイトの精神分析 本文の内容を理解し、問題に答える。
10週 Lesson 12 文法:注意すべき構文 強調構文や無生物主語の構文を理解する。
11週 Lesson 13 化石が教える地球の歴史、文法:名詞・代名詞 本文の内容を理解し、問題に答える。名詞・代名詞の使い方を確認する。
12週 Lesson 14 ペットをかわいがる動物たち 本文の内容を理解し、問題に答える。
13週 Lesson 14 文法:形容詞・副詞 形容詞・副詞の使い方を確認する。
14週 Lesson 15 携帯電話が利用者の心に与える影響 本文の内容を理解し、問題に答える。
15週 Lesson 15 文法:前置詞・接続詞 前置詞・接続詞の使い方を確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。1
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。1

評価割合

試験ネットアカデミー音読学習ノートその他合計
総合評価割合80550100100
基礎的能力80550100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000