概要:
本実験は,材料力学,塑性加工学,金属材料学,材料化学,電気化学などの学習内容をより深く理解することを目的とする.
授業の進め方・方法:
数名のグループに班分けをし,共同作業を通じて実験の重要性を学ぶと同時に金属材料の特性とその評価法について理解を深めるので,積極的に実験に参加すること.
注意点:
レポートの提出期限を厳守すること.期限に遅れたレポート,また,明らかに他人のレポ-トを写したと判断されるものは,写されたレポートも含めて採点の対象としない.
作業着を着用していないなど安全上問題がある者,また,集合時間に遅刻した者は実験への参加を一切認めない.ただし,事前に公欠手続きを行った場合のみ,再実験を行うことを認める.
評価基準
達成目標に記載された項目について主な評価基準とする.
実験への取組み姿勢(20%),レポート(80%)として総合的に評価し,60点以上を合格とする,
ただし,レポート提出期限に遅れた場合は,いかなる理由があろうとレポートは採点せず,当該実験は0点として評価する.
再試験は実施しないが,レポートの再提出を求められた場合は,指定期日まで再提出すること.この場合も,指定期限に遅れた場合は,採点対象としない.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 材料系分野【実験・実習能力】 | 材料系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し実践できる。 | 3 | 前1,前2 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し実践できる。 | 3 | 前1,前2 |
レポートの書き方を理解し、作成できる。 | 3 | 前1 |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し計測できる。 | 3 | 前3 |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し計測できる。 | 3 | 前3 |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方がわかる。 | 3 | 前3 |
金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14 |
光学顕微鏡や電子顕微鏡などで材料を観察し、組織について評価することができる。 | 3 | 前4,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
硬さ試験機や万能試験機などを用いて、材料の強度特性を評価できる。 | 3 | 前3,前4,前6,前7 |
分析機器を用いて、成分などを定量的に評価をすることができる。 | 3 | 前5,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭での説明またはプレゼンテーションができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |