英語表現1

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現1
科目番号 1M08 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Vision Quest English Expression I Standard (KEIRINKAN),Vison Quest「総合英語」(啓林館),Vision Quest 24 English Grammar WORKBOOK New Edition (KEIRINKAN)
担当教員 德永 正尚

到達目標

1.演習を通じて英語の基礎的な文法を習得する。
2.習得した文法を「読む」「書く」「話す」「聞く」ことに応用できるようにする。
3.日常生活に必要な語句や表現を身に付け、英語を使った初歩的なコミュニケーションができるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
言語の知識・理解1年次までに学習した言語知識(文法・語法等)や文化を十分に理解している。1年次までに学習した言語知識(文法・語法等)や文化を概ね理解している。1年次までに学習した基礎的な言語知識(文法・語法等)や文化をあまり理解していない。
表現1年次までに学習した言語知識を使用して,適切な英語で十分に表現することができる。1年次までに学習した言語知識を使用して,適切な英語で概ね表現することができる。1年次までに学習した言語知識を使用して,基礎的な英語で表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
中学校での学習内容を基礎にして新しい言語知識を身につけ,主に英語のリスニング,ライティング,スピーキングの言語活動,およびそれらの統合的な言語活動を行い,情報や考えなどを的確に理解したり,適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って授業ノートやワークブック,ワークシート等を用いて行う。レッスンの内容に応じて,言語活動を個人や協同(ペア・グループ)で行う。適宜,小テスト(例文テスト等)や課題を課す。計画進度は各レッスンの目的や活動の状況等に応じて変わることがある。
注意点:
(1)成績配分:中間考査・期末考査70%,平常点30%(a小テスト,b課題,cリスニング,dパフォーマンステスト(状況に応じて実施),e英語学習・コミュニケーションへの関心・意欲・態度)で最終成績は総合的に判断する。定期考査は原則として①「言語の知識・理解」,②「表現」の二観点から英語の能力を測る。
(2)評価基準:60点以上を合格とする。  
(3)再試験:原則として行わない。ただし,平常点(b, d, e)に特に問題がない場合,個別の状況に応じて行うことがある。
(4)授業には4線ノート(または大学ノート),英和辞書・和英辞書(電子辞書可)を持参すること。プリント保存用の紙ファイルも用意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction  シラバスの説明 授業の進め方と学習の方法、及び評価法を理解する。
2週 Lesson 1 Let's have lunch togehter sometime. Exercises 自己紹介に使う表現を学ぶ。
文の種類
3週 Lesson 2 Are you interested in Japanese anime? 興味・関心の表現を理解する。
文型と動詞

4週 Lesson 2 Exercises 5つの文型を理解する。
5週 Lesson 3 I'm going to Okinawa with my family. 旅行に関する表現を学ぶ。
時制
6週 Lesson 3 Exercises 現在形・現在進行形・未来について述べる表現を理解する。
7週 文型と時制:復習 文型と時制について復習し定着を図る。
8週 Lesson 4 I hear you've joined the soccer team. スポーツに関する表現を学ぶ。
完了形
2ndQ
9週 Lesson 4 Exercises 過去完過去形と現在完了、過去完了の違いを理解する。
10週 Lesson 5 Can you tell me what anmitsu is like? 食事に関する表現を学ぶ。
助動詞
11週 Lesson 5 Exercises 1,2 助動詞の基本用法を理解する。
12週 Lesson 5 Exercises 3 助動詞の慣用的な用法を理解する。
13週 Lesson 6 I'm glad I can see the Sydney Opera House. 観光に関する表現を学ぶ。
受動態
14週 Lesson 6 Exercises 基本的な受動態に加え、否定・未来形・進行形・完了形を練習する。
15週 Lesson 7 It's nice of you to say so. 交際に関する表現を学ぶ。
不定詞
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 7 Exercises1, 2 不定詞の基本的用法を理解する。
2週 Lesson 7 Exercises 3 不定詞を使った慣用表現を理解する。
3週 Lesson 8 How about going to see a musical? 娯楽に関する表現を学ぶ。
動名詞
4週 Lesson 8 Exercises 動名詞の意味と用法を理解する。
5週 Lesson 9 I'm for school uniforms. ルールに関する表現を学ぶ。
分詞
6週 Lesson 9 Exercises 分詞の用法及び分詞構文を理解する。
7週 動名詞・分詞:復習 動名詞と分詞を復習し、定着を図る。
8週 Lesson 10 How do you spend Christmas? 文化に関する表現を学ぶ。
関係詞
4thQ
9週 Lesson 10 Exercises 1,2 関係代名詞の基本的用法に加え、whatの使い方や非限定用法を理解する。
10週 Lesson 10 Exercises 3 関係副詞を理解する。
11週 Lesson 11 Did you watch the debate on TV last night? 社会問題に関する表現を学ぶ。
比較
12週 Lesson 11 Exercises 基本的な比較表現に加え、慣用的な用法を理解する。
13週 Lesson 12 I wish my parents were more understanding. 悩み事に関する表現を学ぶ。
仮定法
14週 Lesson 12 Exercises 仮定法過去・仮定法過去完了を理解する。
15週 比較・仮定法:復習 比較と仮定法を復習し、定着を図る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前1,前2,前4,前11,後3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前1,前2,前4,前11,後3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前3,前5,前6,前7,前9,前10,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前3,前5,前6,前7,前9,前10,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1前2,前4,前11,後3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前2,前4,前11,後3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前2,前4,前11,後3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1前8,前15,後5
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前8,前15,後5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前8,前15,後5
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前2,前4,前11,後3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1前2,前4,前11,後3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1前2,前4,前11,後3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前8,前15,後5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前8,前15,後5
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前8,前15,後5
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前8,前15,後5
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前8,前15,後5
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前8,前15,後5
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1前2,前4,前11,後3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1前8,前15,後5
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1前8,前15,後5
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1前8,前15,後5
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1前8,前15,後5

評価割合

試験平常点合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000