到達目標
1.自分のアイディアと制作意図をまとめ、それを工程化し、作品として完成し、レポートとして文章化出来る。
2.ブランディングの意味を理解し、自分の起業案を発展することが出来る。
3.ものづくりと表現、発想のスキルを習得する。
4.プレゼンテーション能力、自己アピール能力を向上させる。
5. 鑑賞を通し、国際レベルの美術の知識教養を習得する。"
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
平面作品(3点とアイディア集、レポート)制作、提出、 | ①色とかたちの示す意味をふまえ、ブランディングに生かすことが出来る。
②新たな試みに対しても工夫して理解に繋げ、作品として仕上げることが出来る。
③オリジナリティーに富んだアイディアを創出・表現出来る。④面白い作品が出来る。
| ①色とかたちの示す意味、ブランディングの効果が理解出来、その活用を試みている。
②全作品を完成させることができる。
| ①制作に対し極端に意欲と目標が感じられない場合。
②作品が提出出来ていない場合。
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評価項目2
立体作品制作(1点とアイディア集、レポート)、提出
| ①起業内容・モチベーション・コンセプトなどを明確に文章として言い表すことが出来る。
②作ったロゴ、動画、写真などを配置してよりわかりやすく伝えることが出来る。
③実際のクラウドファンディングに公募出来るほどのレベルである。
| ①起業内容・モチベーション・コンセプトなどを整理できる。
②作ったロゴ、動画、写真などを配置出来る。
| ①起業内容・モチベーション・コンセプトなどを整理できない。
②極端に意欲と目標が感じられない場合。
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評価項目3
プレゼンテーション | ①制作意図、色彩や素材感について簡潔に伝えることが出来る。
②今後の問題点にも気付くことが出来る。
| ①自分の制作意図を述べることが出来る。
| ①話が切り出せない。要点がつかめていない場合。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ロゴマークには企業の最も重要な意図やメッセージが含まれている。それらは美術史や神話などからインスピレーションを受けていることが多い。本授業では、それらを鑑賞し読み解きながら、現代の各分野の「ブランディング競争」「発想の転換力」について考察し、これからを予想しながら自分の起業を仮想する。ロゴや動画などの作品制作を通し、表現スキルはもちろんのこと、発想力や新しい試みにスムースに対峙できる力を養成したい。また様々な時代の作家やデザイナー、建築家の作品を鑑賞することによって、多様な文化の知識と教養をつけ、自らの表現の幅の拡大を図る。
授業の進め方・方法:
平面・立体作品制作、鑑賞を3つの柱とし授業を進行する。実践では、各自進めたいテーマを決め、アイディアを出した後、教師とマンツーマンで話す時間をとり、新たな発想法・制作法のアドヴァイスを受けながら進める。時間内に完成できるよう、各自、行程を把握し時間配分計画をしながら制作する。テストは行わないが、各作品の立案と完成時にプレゼンテーションし、発想力・コミュニケーション力の有無を評価対象とする。
注意点:
評価基準:60点以上を合格とする。
全作品、及びその立案・企画のコンセプトボード、レポートの提出が必須である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション(授業の進め方・目的・評価方法等のガイダンス) 作品制作1(ブランディングとは)
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授業の進め方・目的・評価方法などを把握する。 ブランディング意味と効果が理解出来る。
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2週 |
作品制作2(ブランディング「起業したら・・・」)
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自分の将来を見つめ、起業例を具体的に書き出すことができる。
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3週 |
鑑賞1、テーマレポート1、作品制作3(ブランディング「起業したら・・・」)
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ロゴマークとその活用法などを調べてきて、起業例を自らのブランディングに生かすことができる。
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4週 |
鑑賞2、作品制作4(ブランディング「起業したら・・・」)
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色について学び、起業例のブランディングに生かすことができる。アイディアスケッチを終わらせる。
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5週 |
作品制作5(ブランディング「起業したら・・・」)
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ケント紙上にロゴマークの作品制作をする。
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6週 |
作品制作6(ブランディング「起業したら・・・」)
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ロゴマークを完成させる。他の作品にとりかかる。
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7週 |
作品制作7(ブランディング「起業したら・・・」)
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2作品(ロゴマークともう1点)を完成させる。
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8週 |
鑑賞3、テーマレポート2(場所からの発想)
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作家のプロジェクトの規模や意味を充分に生かし、自分の発想につなげることが出来る。
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2ndQ |
9週 |
作品制作8(ブランディング「起業したら・・・」)
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3作品目のアイディアスケッチをする
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10週 |
作品制作9(ブランディング「起業したら・・・」)、プレゼンテーション
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アイディアスケッチを終え、作品に着手する。
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11週 |
作品制作10(ブランディング「起業したら・・・」)
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作品を進める。
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12週 |
鑑賞4、テーマレポート3
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起業例を自らのブランディングに生かすことができる。
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13週 |
作品制作11(ブランディング「起業したら・・・」)
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制作の行程の40%程度が終わっている。
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14週 |
作品制作12(ブランディング「起業したら・・・」)
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制作の行程70%程度が終わっている。
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15週 |
作品制作13(ブランディング「起業したら・・・」)、プレゼンテーション
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作品完成。全作品、それぞれのレポート、アイディアスケッチなど全ての提出物が揃い、提出。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | ロゴ制作 | 作品2 | 作品3 | 作品を配置したレポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 10 | 55 | 20 | 20 | 20 | 125 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 40 | 15 | 15 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 5 | 5 | 5 | 0 | 15 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 |