科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 美術
科目番号 1M10 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 教材は適宜資料を配付
担当教員 仲 真市

到達目標

テーマと色彩学習で、イメージの解像度を向上。
言語感覚とともに共感覚を養い、表現力を育成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 色彩構成#1の制作、提出テーマをよく理解し、適切な構図と色彩選定と配置で仕上がった美しい作品。トライ&エラーを繰り返しつつ真摯な態度が感じられる作品。制作に対し意欲が感じられない粗雑な作品。未完成。未提出。
評価項目2 色彩構成#2の制作、提出テーマをよく理解し、適切な構図と色彩選定と配置で仕上がった美しい作品。トライ&エラーを繰り返しつつ真摯な態度が感じられる作品。制作に対し意欲が感じられない粗雑な作品。未完成。未提出。
評価項目3 色彩構成#3の制作、提出テーマをよく理解し、適切な構図と色彩選定と配置で仕上がった美しい作品。トライ&エラーを繰り返しつつ真摯な態度が感じられる作品。制作に対し意欲が感じられない粗雑な作品。未完成。未提出。
評価項目4 色彩構成#4の制作、提出テーマをよく理解し、適切な構図と色彩選定と配置で仕上がった美しい作品。トライ&エラーを繰り返しつつ真摯な態度が感じられる作品。制作に対し意欲が感じられない粗雑な作品。未完成。未提出。
評価項目5 色彩構成#5の制作、提出テーマをよく理解し、適切な構図と色彩選定と配置で仕上がった美しい作品。トライ&エラーを繰り返しつつ真摯な態度が感じられる作品。制作に対し意欲が感じられない粗雑な作品。未完成。未提出。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
ふだん目にするものの多くを気に留めずにいるが、何かの拍子に疑問や違和感、もしくはその氷解をもたらすことがある。その頻度が多い人は想像力と創造力の資質とりわけ好奇心を備えているといえる。一見無関係な情報の羅列に脈絡を見出すこと、そこから見立てを得ること、新しい発想の源はそうしたところにある。発想を豊かにするには観察眼を鍛錬することが肝要である。観察眼を鍛える、とは、脳をアップグレードするということ。「世界の見え方を変える」ことこそ美術の本質のひとつである。そうした視点に基づき、この授業では色彩学、平面作品制作を実施して形状把握と色彩分析の能力向上、表現力の育成を目的とする。
授業の進め方・方法:
A4(210x297mm)の画用紙または印刷配付用紙に課題を制作する。1課題につき2週の制作で充分に達成できる内容設計としている。各課題の2週目に提出。講評の時間と制作進捗状況を鑑みて適宜実施コマ数を加減する。色彩理論に基づき、やがて直観で色覚を得るようになるように、トレーニングを重ねる。混色技法と配色感覚、面積比によるリズムの体得を目指す。
注意点:
評価基準:すべての作品と課題の提出が前提とした上で、60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(授業の進め方)
色彩情報の解読方法
授業の概要。
2週 評価項目1
色彩構成#1の制作と提出
色彩選定方法のトレーニング。
3週 評価項目2
色彩構成#2の制作計画
躍動か抑制か、意図に沿う適切配置を策定。
4週 評価項目2
色彩構成#2の制作
言語感覚と実体の関連を理解、構図+色彩計画。
5週 評価項目2
色彩構成#2の提出と講評
中間色で色覚鍛錬。
6週 評価項目3
色彩構成#3の制作計画
対語のパラメータ、適切配置を策定。
7週 評価項目3
色彩構成#3の制作
色彩情報のリテラシー。
8週 評価項目3
色彩構成#3の提出と講評
微調整と美意識の獲得。
2ndQ
9週 評価項目4
色彩構成#4の制作計画
類似印象の差別化を入念に検討。
10週 評価項目4
色彩構成#4の制作
多彩な展開予想の重要性を理解する。
11週 評価項目4
色彩構成#4の提出と講評
明暗のコントラストによる訴求力の理解。
12週 評価項目5
色彩構成#5の制作計画
デザインの機能性と再解釈による展開方法。
13週 評価項目5
色彩構成#5の制作
白黒撮影で比較検討。
14週 評価項目5
色彩構成#5の制作
「四色問題」に則り破綻のない構成を目指す。
15週 評価項目5
色彩構成#5の提出と講評
完成作品を鑑賞。総評。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

評価項目1評価項目2評価項目3評価項目4評価項目5合計
総合評価割合1020202030100
基礎的能力1020202030100
専門的能力000000
分野横断的能力000000