1. 生活用品や工業製品が、様々材料からつくられていることが理解できる。
2. 金属・セラミックス・高分子材料の大まかな分類ができ、これらの特徴を理解できる。
3. 材料システム工学科で学ぶ内容を理解し、把握できる。
概要:
本科目は、新1年生に対して材料システム工学に関連する技術の紹介や実験・実習を体験させることで、材料システム工学分野を学ぶために不可欠な向上心を付与し、さらには将来の材料工学技術者としての動機付けを行うことを目的とする。
実務経験のある教員による授業科目:この科目は、企業で半導体材料の研究、機械部品材料の研究開発、鉄鋼材料の研究開発、化学材料の研究開発を担当していた教員らを含み、その経験を活かしてオムニバス形式の授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
新1年生の導入科目として学生の知識に合わせた内容を厳選して、材料システム工学科全教員がオムニバス形式で講義ならびに実習を実施する。
授業終了時に示す課題についてレポートを作成すること
注意点:
各授業で課されるレポートや実習課題に対して積極的に取り組み、提出期限を守ること。
評価基準
各講義に課されるレポートや実習課題を80%、学生のポートフォリオを20%として評価し、60点以上を合格とする。
各レポート・課題の再提出は必要に応じて実施する。
提出を指示したレポートを1つでも未提出の場合は単位修得を認めない。
到達目標に記載した内容を主な評価基準とする。
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。 | 2 | |
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。 | 2 | |
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。 | 2 | |
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。 | 2 | |
情報を適切に収集・取得できる。 | 2 | |
データベースの意義と概要について説明できる。 | 2 | |
基礎的なプログラムを作成できる。 | 1 | |
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。 | 1 | |
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。 | 1 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 1 | |
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。 | 2 | |
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。 | 2 | |
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。 | 1 | |
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。 | 2 | |
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。 | 1 | |
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。 | 1 | |
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。 | 1 | |
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。 | 2 | |
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。 | 1 | |
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。 | 1 | |
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。 | 1 | |
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 | 1 | |
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 | 1 | |
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 基盤的資質・能力 | 継続的な学習と学びの目的 | 継続的な学習と学びの目的 | 学習状況、学習成果を把握し、それぞれの特性、必要、目的に応じて学習計画を考えることができる。 | 3 | |
主体的、継続的な学習の実現に向けて自分の学習活動や学習内容を点検し、改善を検討できる。 | 3 | |
創造性・デザイン能力 | エンジニアリングデザイン能力 | エンジニアリングデザイン能力 | クライアントやユーザの要求や実装すべき機能などを把握し、工学的な要件として把握できる。 | 1 | |
種々の制約条件の下で、複数の解決方法について検討し、工学的視点から判断した最適解を提示できる。 | 1 | |
工学的問題解決方法を実現するためのプロセスを具体的に考え、進捗を把握しながら、実践できる。 | 1 | |