英語2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語2
科目番号 2M08 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:4
教科書/教材 教科書:CROWN English Communication II(三省堂) / 副教材:英単語・熟語コーパス 3000(東京書籍)
担当教員 白井 龍馬

到達目標

1.英文の構造を正確に理解する力と、語彙を増やし、やや高度な英文を講読する力を養うとともに、基本的な英語で、自ら表現できるようになる。
2.1年時に学習した英文法の基礎を確認し、さらに高度な文法を理解する。
3.幅広い分野の文章を読み、理解し、考察することによって、コミュニケーションに不可欠な思考力や洞察力を発展させる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
言語の知識・技能2年次までに学習した言語知識(文法・語法等)を十分に理解し,活用できる。2年次までに学習した言語知識(文法・語法等)を概ね理解し,活用できる。2年次までに学習した基礎的な言語知識(文法・語法等)をあまり理解し,活用することができない。
情報や考えなどの理解教科書のレベルの文章を読んたり聞いたりして、情報や考えなどを十分理解できる。教科書のレベルの文章を読んだり聞いたりして、情報や考えなどを概ね理解できる。教科書のレベルの文章を読んだり聞いたりして、情報や考えなどをあまり理解できない。
表現2年次までに学習した言語知識を使用して,適切な英語で十分に表現することができる。2年次までに学習した言語知識を使用して,適切な英語で概ね表現することができる。2年次までに学習した言語知識を使用して,基礎的な英語で表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年生までの英語の学習内容を基礎にして新しい言語知識を身につけ,英語のリーディング,リスニング,ライティング,スピーキングの言語活動,およびそれらの統合的な言語活動を行い,情報や考えなどを的確に理解したり,適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う。また異文化を理解し,多角的視点を養う。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って授業ノートや授業プリント,その他のワークシート等を用いて行う。レッスンの内容に応じて,言語活動を個人や協同(ペア・グループ)で行う。適宜,小テスト(単語テストを含む)や課題を課す。計画進度は各レッスンの目的や活動の状況等に応じて変わることがある。
注意点:
(1)成績配分:中間考査・期末考査70%,平常点30%(a小テスト,b課題,c英語学習・コミュニケーションへの関心・意欲・態度)で最終成績は総合的に判断する。定期考査は原則として①「言語・文化の知識・理解」,②「情報や考えの理解」,③「表現」の三観点から英語の能力を測る。
(2)評価基準:60点以上を合格とする。  
(3)再試験:原則として行わない。ただし,平常点(上記(1)b.c)に特に問題がない場合,個別の状況に応じて行うことがある。
(4)授業には4線ノートまたは大学ノート,英和辞書(電子辞書可)を持参すること。プリント保存用の紙ファイルも用意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 授業内容・方法の確認、授業や学習の心得等を知る。
2週 Lesson 1: Lost in Translation
題材:言語・異文化/レクチャー
文法:不定詞 / 動名詞等
言語知識・文化の理解(発音・語彙,不定詞の意味上の主語,不定詞・動名詞の受け身等)
英文内容の理解・表現
3週 Lesson 1: Lost in Translation
題材:言語・異文化/レクチャー
文法:不定詞 / 動名詞等
言語知識・文化の理解(発音・語彙,不定詞の意味上の主語,不定詞・動名詞の受け身等)
英文内容の理解・表現
4週 Lesson 1: Lost in Translation
題材:言語・異文化/レクチャー
文法:不定詞 / 動名詞等
言語知識・文化の理解(発音・語彙,不定詞の意味上の主語,不定詞・動名詞の受け身等)英文内容の理解・表現
5週 Lesson 2: One Book Can Empower a Child
題材:教育・国際貢献/雑誌記事
文法:動名詞 / 不定詞等
言語文化・知識の理解(発音・語彙,動名詞の意味上の主語・不定詞の完了形等)
英文内容の理解・表現
6週 Lesson 2: One Book Can Empower a Child
題材:教育・国際貢献/雑誌記事
文法:動名詞 / 不定詞等
言語文化・知識の理解(発音・語彙,動名詞の意味上の主語・不定詞の完了形等)
英文内容の理解・表現
7週 Lesson 2: One Book Can Empower a Child
題材:教育・国際貢献/雑誌記事
文法:動名詞 / 不定詞等
言語文化・知識の理解(発音・語彙,動名詞の意味上の主語・不定詞の完了形等)
英文内容の理解・表現
8週 前期中間試験 既習事項の定着度を測る
2ndQ
9週 Lesson 3: Accessible Japan
題材:多様性・観光 / エッセイ
文法:分詞構文 / 強調構文等
言語文化・知識の理解(発音・語彙,さまざまな分詞構文・強調構文等)
英文内容の理解・表現
10週 Lesson 3: Accessible Japan
題材:多様性・観光 / エッセイ
文法:分詞構文 / 強調構文等
言語文化・知識の理解(発音・語彙,さまざまな分詞構文・強調構文等)
英文内容の理解・表現
11週 Lesson 4: Crossing the Border
- Medecins Sans Frontieres -
題材:国際協力・平和 / 講演
文法:関係副詞 / 不定詞等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,関係副詞の非制限用法・不定詞+前置詞等)
英文内容の理解・表現
12週 Lesson 4: Crossing the Border
- Medecins Sans Frontieres -
題材:国際協力・平和 / 講演
文法:関係副詞 / 不定詞等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,関係副詞の非制限用法・不定詞+前置詞等)
英文内容の理解・表現
13週 Lesson 5: Mental Toughness
題材:スポーツ・心理 / 雑誌記事
文法:関係代名詞 / 無生物主語等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,関係副詞の非制限用法・不定詞+前置詞等)
英文内容の理解・表現
14週 Lesson 5: Mental Toughness
題材:スポーツ・心理 / 雑誌記事
文法:関係代名詞 / 無生物主語等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,関係副詞の非制限用法・不定詞+前置詞等)
英文内容の理解・表現
15週 前期期末試験返却・復習 前期の学習内容を復習し,定着を図る。
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 6: Walking in Gaudi's Footsteps  題材:芸術・文化 / インタビュー
文法:助動詞 / S is C 等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,助動詞+have+過去分詞・S is C (C=whether節))
英文内容の理解・表現
2週 Lesson 6: Walking in Gaudi's Footsteps  題材:芸術・文化 / インタビュー
文法:助動詞 / S is C 等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,助動詞+have+過去分詞・S is C (C=whether節))
英文内容の理解・表現
3週 Lesson 7: Why Biomimicry?
題材:科学技術・環境 / 論説文
文法:仮定法等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,if節のない仮定法・未来に関する仮定法・仮定法現在等)
英文内容の理解・表現
4週 Lesson 7: Why Biomimicry?
題材:科学技術・環境 / 論説文
文法:仮定法等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,if節のない仮定法・未来に関する仮定法・仮定法現在等)
英文内容の理解・表現
5週 Lesson 8: Invisible No Longer
題材:人権・共生 / レクチャー
文法:不定詞等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,be to 不定詞・結果を表す不定詞等)
英文内容の理解・表現
6週 Lesson 8: Invisible No Longer
題材:人権・共生 / レクチャー
文法:不定詞等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,be to 不定詞・結果を表す不定詞等)
英文内容の理解・表現
7週 Lesson 8: Invisible No Longer
題材:人権・共生 / レクチャー
文法:不定詞等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,be to 不定詞・結果を表す不定詞等)
英文内容の理解・表現
8週 前期中間試験 既習事項の定着度を測る
4thQ
9週 Lesson 9: Nudges
題材:生活・経済 / 論説文
文法:未来進行形 / 未来完了形 / 受け身の進行形等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,受動態完了形/ 助動詞 be 過去分詞 / 関係代名詞非制限用法等)
英文内容の理解・表現
10週 Lesson 9: Nudges
題材:生活・経済 / 論説文
文法:未来進行形 / 未来完了形 / 受け身の進行形等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,受動態完了形/ 助動詞 be 過去分詞 / 関係代名詞非制限用法等)
英文内容の理解・表現
11週 Lesson 9: Nudges
題材:生活・経済 / 論説文
文法:未来進行形 / 未来完了形 / 受け身の進行形等
言語文化・知識の理解(発音,語彙,受動態完了形/ 助動詞 be 過去分詞 / 関係代名詞非制限用法等)
英文内容の理解・表現
12週 Lesson 10: Are We Alone?
題材:宇宙・科学 / 論説文
文法:独立分詞構文 / 倒置
言語文化・知識の理解(発音,語彙,独立分詞構文・倒置等)
英文内容の理解・表現
13週 Lesson 10: Are We Alone?
題材:宇宙・科学 / 論説文
文法:独立分詞構文 / 倒置
言語文化・知識の理解(発音,語彙,独立分詞構文・倒置等)
英文内容の理解・表現
14週 Lesson 10: Are We Alone?
題材:宇宙・科学 / 論説文
文法:独立分詞構文 / 倒置
言語文化・知識の理解(発音,語彙,独立分詞構文・倒置等)
英文内容の理解・表現
15週 前期期末試験返却・復習 前期の学習内容を復習し,定着を図る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2

評価割合

試験平常点合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000