ExcelのマクロやVBA(Visual Baic Applications)を学習することにより、高学年等で実施する実験や研究等のデータ整理を容易に行える能力を身につける。
概要:
Word、Excelやパワーポイントの基本的な使い方(情報リテラシー)の他に、Excelマクロの基本、VBAプログラミング、演算および入出力文の学習の他に、各種制御文の学習を行う。
授業の進め方・方法:
プリントを適宜配布しながら講義を実施する。
授業は情報処理室を中心に実施する。
プログラミングに関しては命令文を単純暗記ではなく説明できることが重要であり、理解できない点は授業中に質問すること。
他人のプログラムを書き写しても意味がないので、演習時間は真剣に取組むこと。
関連科目 情報処理Ⅱ オフィスアワー:電子メール等によって事前に日時を打ち合わせること。
注意点:
プリントを適宜配布しながら講義を実施する。また、K-SEC低学年共通教材を活用する。
演習終了後、必要に応じて課題の提出を課す。課題提出は指定された期限までに提出することとする。
中間試験は授業演習の状況を見ながら実施の可否を決定する。定期試験は実施し、最終成績の不合格者に対して1回のみ再試験を実施する。
成績評価は実施した中間・期末の各試験の平均点を80%、課題レポートとプレゼンテーションの総合点20%で評価し、60点以上を合格とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
情報処理Ⅰで行う内容を理解する
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2週 |
情報の基礎 |
情報の基礎を活用できる
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3週 |
情報ネットワーク |
情報ネットワークを把握することができる
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4週 |
アルゴリズム |
アルゴリズムについて理解することができる
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5週 |
情報セキュリティ |
情報リテラシーについて理解できる
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6週 |
WordⅠ |
Wordを使うことができる
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7週 |
WordⅡ |
Wordを使うことができる
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8週 |
WordⅢ |
Wordを使うことができる
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2ndQ |
9週 |
ExcelⅠ |
Excelを使うことができる
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10週 |
ExcelⅡ |
Excelを使うことができる
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11週 |
ExcelⅢ |
Excelを使うことができる
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12週 |
PowerPointⅠ |
PowerPointを使うことができる
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13週 |
PowerPointⅡ |
PowerPointを使うことができる
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14週 |
PowerPointⅢ |
PowerPointを使うことができる
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15週 |
PowerPointⅣ |
PowerPointを使って発表ができる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Excelの基本操作、開発タブの表示 |
Excelの基本操作が分かり、開発タブ表示ができる
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2週 |
Excelのマクロの基本 |
マクロとは何かを理解できる
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3週 |
ExcelのマクロとVBAⅠ |
マクロとVBAの関係が理解できる
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4週 |
ExcelのマクロとVBAⅡ |
セルの操作ができる
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5週 |
Excel-VBAの基本的な記述Ⅰ |
Excel-VBAの基本的な記述であるオブジェクト、プロパティ、メソッドが理解できる
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6週 |
Excel-VBAの基本的な記述Ⅱ |
RangeオブジェクトやWorkbookやWorksheetを使ったプログラムやモジュールの追加ができる
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7週 |
Excel-VBAの基本的な記述Ⅲ |
変数を使ったプログラムができる
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8週 |
Excel-VBAプログラムの制御文If |
制御文Ifを使った条件分岐処理するプログラムができる
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4thQ |
9週 |
Excel-VBAプログラムの制御文Else If |
制御文Else Ifを使った複数の条件での分岐処理するプログラムができる
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10週 |
Excel-VBAプログラムの制御文Select Case |
制御文Select Caseを使った複雑な条件分岐を簡便に処理できるプログラム作成ができる
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11週 |
Excel-VBAプログラム制御文For Next |
制御文For Nextを使って決まった回数を繰り返し処理するプログラム作成ができる
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12週 |
Excel-VBAプログラム制御文Do Loop |
条件式が成立している間は処理を繰り返すDo While、条件式が成立するまで処理を繰り返すDo Untilの2種類を使ったプログラムができる
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13週 |
Excel-VBAプログラムの文字出力 |
数値結果だけでなく、GUIを使ったユーザーフレンドリーなプログラムを作成することができる
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14週 |
Excel-VBAプログラムのフラグ |
処理の条件判定の結果を保持するフラグを使ったプログラムができる
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15週 |
Excel-VBAプログラムの配列処理 |
多数のデータを格納できる変数の型である配列を使ったプログラムができる
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 前1,前2,前6,前7,前8,前9,前12,前14,前15 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | 前2,前10,前11 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 前2,後1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | 前3 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 4 | 前4,後2,後4,後5 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 4 | 前4,後4,後5 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 4 | 前4,後3 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | 前5 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | 前5 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | 前5 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | 前5 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | 前6,前12,前13,前15,後4,後5,後6,後8,後9 |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 前8,後7,後14 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | 後7,後10 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 後7,後14 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | 前10,後6,後7,後12,後13 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10,後11,後14 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | 後11,後12,後14 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | 後15 |