1. ハードウェア,ソフトウェア,ネットワークに関する基礎知識を身につける
2. 情報セキュリティの必要性と対策を理解する
3. 基礎的なアルゴリズムについて理解する
概要:
コンピュータおよびネットワークなど情報処理に関する知識を理解するとともに、それらの操作を身につけ使いこなせるようになることを目的とする。
また、セキュリティに配慮して情報を正しく取扱い、インターネットでのコミュニケーション技術(ウェブ、メール、SNS等)を適正に活用するための基になる考え方と態度(情報モラル)を養う。
授業の進め方・方法:
スライドで説明を行った後、一人一台コンピュータを利用して演習問題やグループディスカッションに取り組む。
ほぼ毎回の授業で、理解度をはかる小テストを実施する。
授業の前後に、指定されたe-Learningコンテンツを視聴しておくこと。
タイピングやPC操作が不慣れな場合は、各自授業外で練習しておくこと。繰り返し使って慣れることで必ず上達する。
注意点:
1. 毎週、課題を課す。課題の提出は次の授業の最初とするので、期限に遅れないように提出すること。
2. 中間試験は行わない。期末試験100%で評価する。
3. 評価基準:到達目標に記載した項目の基礎的な内容と理解度とその基本的活用度を評価基準とする。60点以上を合格とする。
4. 最終成績の不合格者に対して、1回のみ再試験を実施する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 前5,前7,前9,前10,前11,前16 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | 前6 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 前4,後1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | 前2,前3,前12,前13 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 4 | 前9,後2,後4,後5 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 4 | 前9,前11,後4,後5 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 4 | 前9,後3 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | 前14 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | 前14 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | 前2,前3,前14 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | 前14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | 前6,前12,前13,前15,後4,後5,後6,後8,後9 |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 前8,後7,後14 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | 後7,後10 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 後7,後14 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | 前10,後6,後7,後12,後13 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10,後11,後14 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | 後11,後12,後14 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | 後15 |