1. 原子の構造と安定性について説明できる。
2. 化学量論を説明でき、物質収支を計算できる。
3. 物質の三態と状態変化について説明できる。
4. 化学結合の種類と特徴を説明できる。
5. 化学反応速度について説明できる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 物質が原子からできていることを説明できる。 | 4 | 前1,前6,前7,後16 |
単体と化合物がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。 | 4 | 前1,前6,前7 |
同素体がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。 | 4 | 前1,前6,前7 |
純物質と混合物の区別が説明できる。 | 4 | 前1,前6,前7 |
混合物の分離法について理解でき、分離操作を行う場合、適切な分離法を選択できる。 | 4 | 前1,前6,前7 |
物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。 | 4 | 前1,前2,前6,前7 |
水の状態変化が説明できる。 | 4 | 前1,前6,前7,後5,後6,後7 |
物質の三態とその状態変化を説明できる。 | 4 | 前1,前6,前7 |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 4 | 後1,後2,後6,後7 |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 4 | 後1,後2,後6,後7 |
原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。 | 4 | 前2,前3,前6,前7 |
同位体について説明できる。 | 4 | 前2,前3,前6,前7 |
放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。 | 4 | 前3,前6,前7 |
原子のイオン化について説明できる。 | 4 | |
代表的なイオンを化学式で表すことができる。 | 4 | |
イオン式とイオンの名称を説明できる。 | 4 | 前7,後8,後10,後15 |
イオン結合について説明できる。 | 4 | 前7,後8,後10,後15 |
イオン結合性物質の性質を説明できる。 | 4 | 後8,後10,後15 |
イオン性結晶がどのようなものか説明できる。 | 4 | 後8,後10,後15 |
共有結合について説明できる。 | 4 | 後8,後11,後15 |
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。 | 4 | 後8,後11,後15 |
自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。 | 3 | 後8,後15 |
金属の性質を説明できる。 | 3 | 後8,後15 |
原子の相対質量が説明できる。 | 4 | 前3,前6,前7 |
天然に存在する原子が同位体の混合物であり、その相対質量の平均値として原子量を用いることを説明できる。 | 4 | 前3,前6,前7 |
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 4 | 前3,前6,前7 |
分子量・式量がどのような意味をもつか説明できる。 | 4 | 前3,前6,前7 |
気体の体積と物質量の関係を説明できる。 | 4 | 前3,前6,前7 |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前15 |
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前15 |
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 4 | 前8,前9,前13,前14,前15,後3,後4,後6,後7 |
質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前11,前12,前15,後3,後4,後5,後6,後7,後12,後13,後14,後15 |
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前11,前12,前15,後3,後4,後5,後6,後7,後12,後13,後14,後15 |
酸・塩基の定義(ブレンステッドまで)を説明できる。 | 4 | 前9,前13,前14,前15 |
酸・塩基の化学式から酸・塩基の価数をつけることができる。 | 4 | 前9,前13,前14,前15 |
電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。 | 4 | 前9,前13,前14,前15 |
pHを説明でき、pHから水素イオン濃度を計算できる。また、水素イオン濃度をpHに変換できる。 | 4 | 前13,前14,前15,後4,後6,後7 |
中和反応がどのような反応であるか説明できる。 | 4 | 前9,後3,後4,後6,後7 |
中和滴定の計算ができる。 | 4 | 後3,後4,後6,後7 |
酸化還元反応について説明できる。 | 4 | 前10,前15 |
イオン化傾向について説明できる。 | 4 | |
金属の反応性についてイオン化傾向に基づき説明できる。 | 4 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 材料物性 | 原子の結合の種類および結合力や物質の例など特徴について説明できる。 | 2 | 前8,前9,前10,前11,前12,前15 |
陽子・中性子・電子からなる原子の構造について説明できる。 | 3 | 前2,前3,前6,前7 |
ボーアの水素原子模型を用いて、エネルギー準位を説明できる。 | 2 | 前4,前6,前7 |
4つの量子数を用いて量子状態を記述して、電子殻や占有する電子数などを説明できる。 | 3 | 前5,前6,前7 |
周期表の元素配列に対して、電子配置や各族および周期毎の物性の特徴を関連付けられる。 | 2 | 前5,前6,前7 |
電子が持つ粒子性と波動性について、現象を例に挙げ、式を用いて説明できる。 | 3 | 前5,前6,前7 |
無機材料 | 原子の構成粒子を理解し、原子番号、質量数、同位体について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前6,前7 |
価電子について理解し、希ガス構造やイオンの生成について説明できる。 | 4 | 前8,前9,前15 |
元素の周期律を理解し、典型元素や遷移元素の一般的な性質について説明できる。 | 4 | 前8,前9,前12,前15 |
イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度について説明できる。 | 4 | 前8,前9,前15 |
原子価結合法により、共有結合を説明できる。 | 4 | 前12,前15,後8,後11,後15 |
イオン結合の形成と特徴について理解できる。 | 4 | 後8,後10,後15 |
金属結合の形成と特徴について理解できる。 | 4 | 後8,後15 |
結晶の充填構造・充填率・イオン半径比などの基本的な計算ができる。 | 4 | 後9,後15 |
酸化還元の知識を用いて酸化還元の反応式から酸化剤、還元剤の濃度等の計算ができる。 | 4 | 前10,前15,後3,後6,後7 |
イオン化傾向と電池の電極および代表的な電池について説明できる。 | 3 | 前10,前15,後3,後6,後7 |
物理化学 | 熱力学第一法則と内部エネルギーの概念を説明できる。 | 3 | 後4,後6,後7 |
内部エネルギー、熱、仕事の符号の規則を説明でき、膨張の仕事を計算できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
エンタルピーの定義およびエンタルピーが状態量であることを説明できる。 | 3 | 後5,後6,後7 |
標準生成エンタルピーの物理的意味を理解し、反応エンタルピーを計算できる。 | 3 | 後8,後15 |
エントロピーの定義を理解し、不可逆過程におけるエントロピー生成について説明できる。 | 1 | 後9,後15 |
標準モルギブズエネルギーの定義に基づいて標準反応ギブズエネルギーを計算できる。 | 2 | 後9,後15 |