到達目標
①近・現代日本史の流れを理解できる。
②現代日本を取り巻く諸問題の歴史的な背景を理解できる。
③現代日本の置かれた立場を国際社会の観点から説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現代日本の置かれた立場について歴史的な背景とともに説明できる。 | 日本の近代から現代にかけての歴史的な流れを説明できる。 | 近・現代日本史の歴史的な流れを理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
江戸末期から第二次世界大戦までの日本の歴史について学習します。最終的に現代日本の抱えている問題について歴史的背景とともに考察し、これからの日本の展望について考えられるようにしましょう。
授業の進め方・方法:
講義は、基本的に座学中心であるが、映像資料等も適宜活用し、受講者には講義中に発言を必ず求めることもある。議論に参加しない受講者は不合格となる可能性がある。
注意点:
成績評価は、定期試験(50%)、議論への参加もしくはレポート(50%)の割合で算出する。60点以上が合格となる。なお再試は行わない。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の進め方や成績評価について理解できる。
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2週 |
近代国家の成立① 開国と幕末 |
開国の必要性と意義について理解できる。
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3週 |
近代国家の成立② 明治維新と富国強兵 |
明治政府の富国強兵政策について理解できる。
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4週 |
近代国家の成立③ 日清・日露戦争と産業革命 |
日清・日露戦争の過程を理解し、戦後の産業革命と関連して理解できる。
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5週 |
近代国家の成立④ 日露戦争と国際関係 |
日露戦争後の日本をめぐる国際関係について理解できる。
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6週 |
二つの大戦とアジア① 第一次世界大戦と日本 |
日本の第一次世界大戦の関わりについて理解できる。
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7週 |
二つの大戦とアジア② ワシントン体制 |
ワシントン体制の具体的な内容を理解し、日本の立場を説明できる。
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8週 |
二つの大戦とアジア③ 恐慌と軍部の台頭 |
日本の軍部の台頭の要因について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
二つの大戦とアジア④ 第二次世界大戦 |
第二次世界大戦における日中、太平洋戦争の意義について理解できる。
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10週 |
戦後の復興と日本経済① 占領下の諸改革
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日本国憲法制定と占領下の日本経済について理解できる。
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11週 |
戦後の復興と日本経済② 朝鮮戦争と高度経済成長 |
高度経済成長の要因について理解できる。
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12週 |
戦後の復興と日本経済③ プラザ合意とバブル経済 |
バブル経済の発生の要因について理解できる。
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13週 |
戦後の復興と日本経済④ デフレ不況 |
デフレ経済とは何かについて経済学的に理解できる。
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14週 |
冷戦とパラダイムシフト① 冷戦とは? |
冷戦の具体的な枠組みについて理解できる。
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15週 |
冷戦とパラダイムシフト① 脱冷戦後の課題 |
民族紛争などの地域紛争についての冷戦後の世界情勢を理解できる。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前15 |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4 |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | 前6,前7,前8,前9 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前10,前11,前14 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5 |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | 前8 |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前9 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前10,前15 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |