応用英語1

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用英語1
科目番号 4M01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 American Headway Third Edition Level 2 Multipack A Oxford University Press
担当教員 福田 かおる

到達目標

1.英語の基礎的な語彙・慣用表現・文法の知識を習得する。
2.毎分100語程度の速さで身近な話題について基本的な表現を用いて話される内容
を聞き取り、概要が理解できる。
3.平易な英文を毎分100語程度の速度で読み、概要がつかめる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1教科書に出てくる単語や表現を理解している。ノートを参照すれば、教科書の語彙や表現がほぼ理解できる。教科書に出てくる単語や表現を理解しておらず、参照できるノートも無い。
評価項目2テキストに沿ったリスニング演習で8割以上正解する。テキストに沿ったリスニング演習で5割以上正解する。テキストに沿ったリスニング演習で正解が3割以下。
評価項目3平易な英文を毎分100語程度の速度で読み、概要がつかめる。平易な英文を自分のペースで読み、概要がつかめる。平易な英文を自分のペースで読んでも概要がつかめない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1~3年で学習した英語の文法と語彙を復習するとともに慣用表現を習得し、日常会話レベルのコミュニケーション力をつける。
授業の進め方・方法:
授業はテキストに沿って毎回4ページを目安に進める。設問がある部分は、各自で予習しておくことが望ましい。テキストはすべて英語で書かれているので、英語の指示や質問を理解することも求められる。リスニング試験もあるので、Online Skills Programから音声をダウンロードすること。

注意点:
(1)評価:定期試験85%, 課題(Net Academy) 10% , Classroom Performance 5%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。
(3)再試験は必要に応じて実施する。
(4) 準備学習:前回進んだ範囲の語彙を習得し、Listening 部分は音声を聞いて復習する。次の範囲のReadingに目を通して、わからない語句を調べておく。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 教科書の構成や授業内容、学習方法を確認する。
2週 Unit 1 Getting to know you ① 過去形・現在形・未来形を使った表現を使いこなす。
様々な時制で、疑問詞を使った質問をし、それに答える。
3週 Unit 1 Getting to know you ② 英文を読んで、内容に関する英語の質問に英語で答える。
英語の基本的な挨拶を習得する。
4週 Unit 2 Whatever makes you happy① 現在形と現在進行形の使い分けができる。状態動詞を理解する。日常生活の行動表現を習得する。
5週 Unit 2 Whatever makes you happy②
250語程度の発話を聞き、概要を理解する。
会話を成功させるための基本的な要素を知る。
6週 Unit 3 What's in the news? ① 過去形と過去進行形の使い分けができる。
英語のニュースを聞いて、概要を理解する。
7週 Unit 3 What's in the news? ② 500語程度の文章を速読し、英語の質問に英語で答える。
よく使われる副詞の意味と文中の位置を確認する。

8週 中間試験 Unit 1~3の学習内容を復習する。
2ndQ
9週 Unit 4 Eat, drink, and be merry!① 数・量の基本表現を理解する。
someとanyの使い分け、冠詞の使い分けを理解する。
10週 Unit 4 Eat, drink, and be merry!② 300語程度の英文を3つ読み、概要を理解する。
食事の場での基本的な会話表現を知る。
11週 Unit 5 Looking forward ① 予定や計画など、未来についての表現を確認する。
12週 Unit 5 Looking forward ② 基本的な句動詞を習得する。
確信がある場合、無い場合の表現を確認する。
13週 Unit 6 The way I see it ① 性質を表す形容詞を習得する。
形容詞の比較級・最上級の使い方を確認する。
14週 Unit 6 The way I see it ② 600語程度の長さの英文を読み、内容につ いての質問に英語で答える。
イベント情報を読む。
15週 Review(成績確認) Unit 4~6の学習内容を復習する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3

評価割合

試験課題Classroom Performance合計
総合評価割合85105000100
基礎的能力85105000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000