応用英語1

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 応用英語1
科目番号 4M01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Food CLIL(増進堂・受験研究社)
担当教員 白井 龍馬

到達目標

1.「英語で学ぶ」経験を通して、英語4技能をバランスよく伸ばすだけではなく、英語で様々なタスクをクリアする汎用能力も高めていく。
2.「食べ物と諸社会問題との関連」について英語で学ぶために必要な語彙や文法を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英語運用能力英語で提示される学習内容を理解し、それに対して自分が考えたことや感じたことなどを表現できる。学習内容が英語で提示されたとき、それについて理解できる。英語で提示された内容が理解できない。
汎用能力提示された内容について、クラスメイトの考えや感想を踏まえて自分の意見を相対化させ、発展させることができる。提示された内容について、考えたことや感じたことを適切な方法で他者に伝えることができる。提示された内容について感想や考えをもつことができない。
語彙、文法、構文テキスト本文で使用されている語彙や文法や構文の80%を習得する。テキスト本文で使用されている語彙や文法や構文の60%を習得する。テキスト本文で使用されている語彙や文法や構文の60%を習得できていない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
これまでに習得した語彙・文法・構文の知識に基づいて、提示された内容について英語で理解し、対話しながら学びを深めていく。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って進める。教師の一方的な解説の時間はほとんどなく、学生同士が対話しながら授業内容を徐々に深めていく。
注意点:
(1) 定期試験50%、課題提出50%を目安として評価する。
(2) 評価基準:60点以上を合格とする。
(3) 再試験:必要に応じて実施するが、授業に参加し、課題を提出した学生を対象とする。
(4) 事前学習:教科書や参考書の指定された箇所を事前に読んでおくことを予習として課す。
(5) 学修単位:本科目は学修単位であるため、1単位当たり 45 時間(授業 15 時間に対して 30 時間に相当する授業以外)の学修が必要である。毎回の授業にて指定される課題について取り組む。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業の内容と学習の仕方を理解する。
2週 Unit1 Coffee beans 食品輸入の環境負荷について英語で学ぶ。
3週 Unit2 Bananas 食品大量生産の環境コストについて英語で学ぶ。
4週 Unit3-1 Olives 食品生産をめぐる地域の軋轢について英語で学ぶ。
5週 Unit3-2 Avocados 食品生産をめぐる地域の軋轢について英語で学ぶ。
6週 Unit4 GMO products-1 遺伝子組み換え食品の可能性について英語で学ぶ。
7週 Unit4 GMO products-2 遺伝子組み換え食品の可能性について英語で学ぶ。
8週 復習 これまでの内容を復習し定着させる。
2ndQ
9週 Unit5 Technology and Food 食品生産に使われる科学技術とその環境負荷について英語で学ぶ。
10週 Unit6 Vegetarianism 菜食主義と文化的相互理解の重要性について英語で学ぶ。
11週 Unit7 Halal Food 宗教観と食文化の関係について英語で学ぶ。
12週 Unit8 Presentation (Prep) プレゼン準備
13週 Unit8 Presentation-1 プレゼンテーションを行う。
14週 Unit8 Presentation-2 プレゼンテーションを行う。
15週 成績確認・復習 成績確認・復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3

評価割合

試験課題提出合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000