応用英語2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 応用英語2
科目番号 4M02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Jet Reading Level 3 (数研出版)、Listening Laboratory Advanced 三訂版(数研出版)
担当教員 福田 かおる

到達目標

1.基本的な語彙・表現で書かれた300語程度の英文を読み、辞書を引かずに大意を理解できる。
2.音のつながりや英語のリズムに慣れ、日常会話レベルのリスニング力を身につける。
3.テキストで使用されている語彙、文法、構文を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
速読平易な英文を毎分100語程度の速度で読み、理解できる。300語程度の平易な英文を読んで質問に答える作業を10分以内にできる。300語程度の平易な英文を読むのに20分以上かかり、質問に正しく答えることができないい。
リスニングテキストのリスニング問題で80%以上正解できる。テキストのリスニング問題で60%以上正解できる。テキストのリスニング問題で正解率が50%以下である。
語彙、文法、構文テキスト本文で使用されている語彙や文法や構文の80%を習得する。テキスト本文で使用されている語彙や文法や構文の60%を習得する。テキスト本文で使用されている語彙や文法や構文の60%を習得できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまでに習得した語彙・文法・構文の知識を確認しながら、様々なトピックの英文を読み理解する力と、日常会話レベルのリスニング力をつける。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って進める。リスニングはディクテーション・ノートを使って復習しておくこと。授業の初めに前回の授業で学習した内容の確認を行う。
語彙強化のために、NetAcademy PowerWordsコースの一部を課題として課す。
注意点:
評価基準:60点以上を合格とする。(配分:中間試験45%、期末試験45%、NetAcademy 10%)再試は必要に応じて実施する。
準備学習:前回の授業で学習した範囲の語彙や文法事項について、不明な点がないか確認しておくこと。ディクテーション・ノートは自学すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション、リスニング <位置関係の表現>、速読:1. How to Read Faster 授業の内容と学習の仕方を理解する。
2週 リスニング <婉曲的表現>、<usedの発音>、速読:2. Science vs. the Humanities, 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
3週 リスニング<勧誘や許可の応答表現>、速読:3. The Future of Food, 4. The Invention of the Hot-Air Balloon 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
4週 リスニング<カタカナ語の発音>、<アメリカ英語とイギリス英語>速読:5. A Fictional Town That Became Real 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
5週 リスニング<症状・病状を説明する>、速読:6. The Incas, 7. Travel Etiquette in Thailand 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
6週 リスニング<入国審査官とのやりとり>、<否定疑問文>、速読:8. Janet's Theory of Time Perception 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
7週 リスニング<大きい数字と評価>、速読:9. Okiku's Plates, 10. Online Reader Survey 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
8週 前期中間試験
4thQ
9週 リスニング<「条件付きでお得になる」という表現>、速読:11. The One-Armed Wonder、中間試験の見直し 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
10週 リスニング<よく似た発音の語1>、<アクセントの位置の移行>、速読:12. Restaurant Advertisements, 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
11週 リスニング<ニュースで使われる表現>、速読:13. Holmes vs. Dpyle, 14. Life in the Arctic Winter 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
12週 リスニング<よく似た発音の語2>、<気遣う表現>、速読:15. The Watanoha Smile Project 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
13週 リスニング<場面に応じた表現>、速読:16. Service Dogs, 17. Funeral for Robot Dogs 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
14週 リスニング<年齢別の分類について>、<単数?複数?>、速読:18. Tama the Stationmaster 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
15週 リスニング<人口問題に関する用語>、速読:20. The Birth of the Eiffel Tower, 21. Change Your Fonts and Save Money 前回学習した範囲の語彙・文法・構文・表現を理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験課題合計
総合評価割合9010100
基礎的能力9010100
専門的能力000
分野横断的能力000