到達目標
論理的な思考を身につけε-δ論法などを理解できるようになる. 収束や極限といった抽象的な概念を論理的に説明できることを目指す.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ε-δ論法を使い様々な証明を行える. | ε-δ論法が理解できる. | ε-δ論法が理解できない. |
評価項目2 | 一様収束, 各点収束の違いが理解できる. | 収束・極限などを説明できる. | 収束・極限が理解できない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
論理記号などを含め簡単な論理学を学び, ε-δ論法を理解する. その後ε-δ論法を用いて極限や収束などを概念を学ぶ.
授業の進め方・方法:
講義と演習により行う. 講義・演習・レポートなど、この授業に積極的に参加することを期待する。
注意点:
リベラルアーツ特論2も続けて履修することを望む.
評価方法について
・課題により評価する.課題は小テストやレポートである.
・評価方法は,課題の点数60%,平常点40%とする.なお,平常点とは授業中の態度や授業への取り組み方による評価である.
・再試験は実施しない.
・60点以上の成績を得ることが合格のための必要十分条件である.
諸注意:授業時に示す課題についてレポートを作成すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業説明
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2週 |
命題論理を学ぶ |
論理記号を用いて命題を考える
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3週 |
命題論理を学ぶ |
論理和・論理積・ドモルガンの法則を理解できる
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4週 |
命題論理を学ぶ |
条件命題・逆・対偶について理解できる
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5週 |
述語論理を学ぶ |
命題関数を学び全称命題を理解できる
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6週 |
述語論理を学ぶ |
存在命題を理解し、否定命題を作ることができる
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7週 |
ε-δ論法 |
極限をε-δで表すことができる
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8週 |
ε-δ論法 |
関数の連続性をε-δで表すことができる
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2ndQ |
9週 |
実数の連続性 |
連続公理を理解できる
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10週 |
数列の収束 |
コーシー列が理解できる
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11週 |
級数の収束 |
級数の収束・発散が理解できる
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12週 |
冪級数の収束 |
収束半径を理解できる
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13週 |
一様収束 |
一様収束の概念を理解できる
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14週 |
一様連続 |
各点連続・一様連続の違いを理解できる
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15週 |
まとめ |
論理学を用いて様々なことを表現できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 30 | 0 | 30 | 30 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 30 | 0 | 30 | 30 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |