情報処理2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報処理2
科目番号 4M34 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 中野 明,周 致霆

到達目標

1.Excelを使ったデータベース利用ができる。
2.実験データの統計処理・解析ができる。
3.C言語の活用ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Excelを使ったデータベース利用が8割できる。Excelを使ったデータベース利用が6割できる。Excelを使ったデータベース利用が6割できない。
評価項目2実験データの統計処理・解析が8割できる。実験データの統計処理・解析が6割できる。実験データの統計処理・解析が6割できない。
評価項目3C言語の活用が8割できる。C言語の活用が6割できる。C言語の活用が6割できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ネットワークを介した様々な技術情報の取捨選択のやり方や必要不可欠な技術データや実験データの抽出・加工・表現処理等の技術者として必要不可欠な情報処理活用法について学習する。
授業の進め方・方法:
配布プリントを活用した演習形式の授業を行う。
各自でUSBメモリ等の記録メディアを用意すること。
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
注意点:
(1)点数配分:中間試験50%、期末試験50%
(2)評価基準:到達目標に記載した項目の基礎的な内容と理解度とその基本的活用度を評価基準とする  60点以上を合格とする。
(3)再試:再試を1回のみ行う。ただし当該科目のみ基準を満たしていない場合、再々試を行うことがある。また、レポートで代用することもある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の進め方を理解できる。
2週 データベースの基礎 データベースの基礎を理解できる。
3週 データベースの活用1 データベースの活用1を理解できる。
4週 データベースの活用2 データベースの活用2を理解できる。
5週 データ抽出法 データ抽出法ができる。
6週 行列と連立方程式の解法 行列と連立方程式の解法ができる。
7週 表の書き方 実験に沿ったデータを解析できる。
8週 統計解析(t‐分布) 統計解析(t‐分布)ができる。
4thQ
9週 統計解析(χ2-分布) 統計解析(χ2-分布)ができる。
10週 回帰分析1 回帰分析1ができる。
11週 回帰分析2 回帰分析2ができる。
12週 微分積分と方程式の解法1 微分積分と方程式の解法1ができる。
13週 微分積分と方程式の解法2 微分積分と方程式の解法2ができる。
14週 科学計算解法1 科学計算解法1ができる。
15週 科学計算解法2 科学計算解法2ができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学材料系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4後10,後12,後13,後14,後15
定数と変数を説明できる。4後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4後12,後13,後14,後15
繰り返し処理プログラムを作成できる。4後10,後11,後12,後13,後14,後15
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000