リベラルアーツ特論1(動的幾何システムを利用した教材作成)

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 リベラルアーツ特論1(動的幾何システムを利用した教材作成)
科目番号 4MR10 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料システム工学科(2017年度以降入学生、但し、令和4年度は材料工学科を含む) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:指定しない。 教材:プリントやオンライン教材を配布する。
担当教員 菰田 智恵子

到達目標

1.動的幾何システムの基本的システムを理解する。
2.動的幾何システムを利用した教材開発を行う。
3.開発した教材をHTML化して、LMS(eラーニングシステム)上に実装する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1動的幾何システムを活用した教材開発ができる。動的幾何システムを活用した教材開発がある程度できる。動的幾何システムを活用することができない。
評価項目2動的幾何システムで開発した教材をHTML化できる.動的幾何システムで開発した教材をほぼHTML化できる.動的幾何システムで開発した教材をHTML化できない.

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
動的幾何システムKetCindyを利用して数学教育教材を作成する。開発した教材をHTML化して、LMS(eラーニングシステム)に実装する。総合演習として、各自が自由にテーマを決めて教材を開発し、開発した教材について研究発表を行う。
授業の進め方・方法:
配布プリント(オンライン上で配布)を活用した演習形式の授業を行う。総合課題として、各自が自由にテーマを決めて教材開発を行い、開発した教材について研究発表を行う。
注意点:
評価基準:到達目標に記載した項目の基礎的な内容と理解度とその基本的活用度を評価基準とする。60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 動的幾何システムKeTCindyの構築 KeTCindyを各自持参のノートPCにインストールすることができる。
3週 動的幾何システムKeTCindyの構築 R・Maxima等もインストールし、KeTCindyのセッティングを行う。
4週 基礎演習Ⅰ(平面の図形とグラフ①) KeTCindyによる平面図形の作成①
5週 基礎演習Ⅱ(平面の図形とグラフ②) KeTCindyによる平面図形の作成②
6週 基礎演習Ⅲ(平面の図形とグラフ③) KeTCindyによる平面図形の作成③
7週 基礎演習Ⅳ(アニメーション①) KeTCindyによるアニメーションの作成①
8週 基礎演習Ⅴ(アニメーション②) KeTCindyによるアニメーションの作成②
2ndQ
9週 基礎演習Ⅵ(アニメーション③) KeTCindyによるアニメーションの作成③
10週 基礎演習Ⅶ( KeTCindy によるスライド作成) KeTCindy によるスライド作成
11週 基礎演習Ⅷ( KeTCindy 3D) KeTCindy による3Dグラフの作成
12週 総合演習Ⅰ 自由課題
13週 総合演習Ⅱ 自由課題の続き
14週 総合演習Ⅲ 自由課題の続き
15週 総合演習Ⅳ 研究発表
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ学習の成果物合計
総合評価割合02000080100
基礎的能力0100005060
専門的能力0100002030
分野横断的能力000001010