Course Objectives
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 安全の原理原則を理解できる. | 安全の原理原則をある程度理解できる. | 安全の原理原則を理解できない. |
評価項目2 | 国際規格ISO12100における安全の設計原理を理解できる. | 国際規格ISO12100における安全の設計原理をある程度理解できる. | 国際規格ISO12100における安全の設計原理を理解できない. |
評価項目3 | 機械安全において設計者としてするべきことを理解できる. | 機械安全において設計者としてするべきことをある程度理解できる. | 機械安全において設計者としてするべきことを理解できない. |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
福島及びチェルノブイリの原発事故,セベソの農薬工場の爆発事故,ボパールの猛毒ガス爆発事故など,巨大システムの事故は,一度に多数の犠牲者と広範囲の環境破壊をもたらすという現代科学技術の脆さを表している.また,シュレッダー事故,流水プール事故,エレベータ事故,回転ドア事故など,我が国で引き続き起こっている子供が犠牲となっている事故は,機械設備の技術の論理的責任が問われている.本講義では,事故の防止技術について,国際規格の特にシステム安全の立場から学ぶ.
Style:
講義プリントによる講義・演習を中心に行う.
Notice:
演習課題50%,期末試験50%の結果から総合的に判断する.
再試は行わない.
評価基準:60点以上を合格とする.
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
もの作りと自己の歴史 ~事故の原因と責任を考える~ |
安全工学で何を学んでいくか理解できる。
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2nd |
安全の原理・フェールセーフ |
安全の原理・フェールセーフが理解できる。
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3rd |
安全の原則及びリスク |
安全の原則及びリスクが理解できる。
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4th |
事故・責任とは?日本の安全の現状 |
事故と責任,日本の安全の現状を把握できる。
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5th |
リスクベース社会、平衡性原理 |
リスクベース社会、平衡性原理が理解できる。
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6th |
被害者と加害者の安全 |
被害者と加害者の安全の違いについて理解できる。
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7th |
止めない・止める・止まる・止まらない |
止めない・止める・止まる・止まらないの違いについて理解できる。
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8th |
日本の製品・CEマーク |
日本の製品・CEマークについて理解できる。
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4th Quarter |
9th |
安全構造・インターロック |
安全構造・インターロックについて理解できる。
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10th |
赤渡し、青渡し |
赤渡し、青渡しの違いについて理解できる。
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11th |
事故事例1(製麺機の刃の不意の起動) |
事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
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12th |
事故事例2(六本木ヒルズ回転ドア事故) |
事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
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13th |
事故事例3(シンドラーエレベータ事故) |
事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
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14th |
事故事例4(玉突き事故) |
事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
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15th |
総演習 |
安全工学を学んで、技術者を目指すものとして、何をするべきか理解できる。
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 演習課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |