Safety Engineering・Engineering Ethics

Course Information

College Kurume College Year 2022
Course Title Safety Engineering・Engineering Ethics
Course Code 5M11 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Materials System Engineering Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教材:講義プリント 参考図書:安全な機械の設計 A.ノイドルファー著 NPO安全工学研究所出版
Instructor 南山 靖博

Course Objectives

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1安全の原理原則を理解できる.安全の原理原則をある程度理解できる.安全の原理原則を理解できない.
評価項目2国際規格ISO12100における安全の設計原理を理解できる.国際規格ISO12100における安全の設計原理をある程度理解できる.国際規格ISO12100における安全の設計原理を理解できない.
評価項目3機械安全において設計者としてするべきことを理解できる.機械安全において設計者としてするべきことをある程度理解できる.機械安全において設計者としてするべきことを理解できない.

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
 福島及びチェルノブイリの原発事故,セベソの農薬工場の爆発事故,ボパールの猛毒ガス爆発事故など,巨大システムの事故は,一度に多数の犠牲者と広範囲の環境破壊をもたらすという現代科学技術の脆さを表している.また,シュレッダー事故,流水プール事故,エレベータ事故,回転ドア事故など,我が国で引き続き起こっている子供が犠牲となっている事故は,機械設備の技術の論理的責任が問われている.本講義では,事故の防止技術について,国際規格の特にシステム安全の立場から学ぶ.
Style:
講義プリントによる講義・演習を中心に行う.
Notice:
演習課題50%,期末試験50%の結果から総合的に判断する.
再試は行わない.
評価基準:60点以上を合格とする.

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st もの作りと自己の歴史 ~事故の原因と責任を考える~ 安全工学で何を学んでいくか理解できる。
2nd 安全の原理・フェールセーフ 安全の原理・フェールセーフが理解できる。
3rd 安全の原則及びリスク 安全の原則及びリスクが理解できる。
4th 事故・責任とは?日本の安全の現状 事故と責任,日本の安全の現状を把握できる。
5th リスクベース社会、平衡性原理 リスクベース社会、平衡性原理が理解できる。
6th 被害者と加害者の安全 被害者と加害者の安全の違いについて理解できる。
7th 止めない・止める・止まる・止まらない 止めない・止める・止まる・止まらないの違いについて理解できる。
8th 日本の製品・CEマーク 日本の製品・CEマークについて理解できる。
4th Quarter
9th 安全構造・インターロック 安全構造・インターロックについて理解できる。
10th 赤渡し、青渡し 赤渡し、青渡しの違いについて理解できる。
11th 事故事例1(製麺機の刃の不意の起動) 事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
12th 事故事例2(六本木ヒルズ回転ドア事故) 事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
13th 事故事例3(シンドラーエレベータ事故) 事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
14th 事故事例4(玉突き事故) 事故事例を通じて、どこが危険であるか把握することができる。
15th 総演習 安全工学を学んで、技術者を目指すものとして、何をするべきか理解できる。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習課題相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal50500000100
基礎的能力2020000040
専門的能力3030000060
分野横断的能力0000000