材料システム工学入門

Course Information

College Kurume College Year 2017
Course Title 材料システム工学入門
Course Code 0119 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Materials System Engineering Student Grade 1st
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 配布プリント
Instructor 笹栗 信也 ,奥山 哲也 ,馬越 幹男 ,川上 雄士 ,矢野 正明 ,山本 郁 ,周 致霆 ,岩田 憲幸 ,清長 友和 ,森園 靖浩 ,小袋 由貴

Course Objectives

1. 生活用品や工業製品が、様々材料からつくられていることが理解できる。
2. 金属・セラミックス・高分子材料の大まかな分類ができ、これらの特徴を理解できる。
3. 材料システム工学科で学ぶ内容を理解し、把握できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生活用品や工業製品が、どのような材料からつくられているのか説明できる。生活用品や工業製品が、どのような材料からつくられているのか理解できる。生活用品や工業製品が、どのような材料からつくられているのか理解できない。
評価項目2金属・セラミックス・高分子材料の大まかな分類ができ、これらの特徴を説明できる。金属・セラミックス・高分子材料の大まかな分類ができ、これらの特徴を理解できる。金属・セラミックス・高分子材料の大まかな分類ができない。
評価項目3材料システム工学科で学ぶ内容を説明し、把握できる。材料システム工学科で学ぶ内容を理解し、把握できる。材料システム工学科で学ぶ内容を理解できない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
本科目は、新1年生に対して材料システム工学に関連する技術の紹介や実験・実習を体験させることで、材料システム工学分野を学ぶために不可欠な向上心を付与し、さらには将来の材料工学技術者としての動機付けを行うことを目的とする。
Style:
新1年生の導入科目として学生の知識に合わせた内容を厳選して、材料システム工学科全教員がオムニバス形式で講義ならびに実習を実施する。
Notice:
各内容で課されるレポートや実習課題に対しては積極的に取り組み、提出期限を守ること。
評価基準
各講義に課されるレポートや実習課題を80%、学生のポートフォリオを20%として評価し、60点以上を合格とする。
各レポート・課題の再提出は必要に応じて実施する。
到達目標に記載した内容を主な評価基準とする。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス、研究室見学 材料システム工学科の概要について理解する。
2nd 材料システム工学全般に関する事項 材料システム工学全般に関する事項について理解する。
3rd 金属材料の製造に関する基礎 金属材料の製造に関する基礎を理解する。
4th 金属材料の製造に関する応用 金属材料の製造の応用について理解する。
5th 熱を伝える金属の性質 金属の熱伝導特性について理解する。
6th 材料による電気伝導性の違い 材料による電気伝導性について理解する。
7th 近隣の工場見学 工場見学により材料システム工学と社会の関連について把握する。
8th 身近な製品に使われている表面処理技術 身近な製品に使われている表面処理技術について理解する。
2nd Quarter
9th 材料と環境問題との関連 材料と環境問題との関連について理解する。
10th 水素エネルギー社会 水素エネルギー社会について理解する。
11th 生体材料について 生体に使える材料について理解する。
12th 形状を記憶する合金の基礎と応用 形状記憶合金の基礎と応用について理解する。
13th 構造用セラミックス材料について 構造用セラミックス材料について理解する。
14th 機能性セラミックス材料について 機能性セラミックス材料について理解する。
15th 中間まとめレポート 前期の学習内容について再確認し、理解する。
16th
2nd Semester
3rd Quarter
1st 非鉄金属材料ができるまで、非鉄金属材料に求められる性能 非鉄金属材料の基礎について理解する。
2nd 非鉄金属を使用した工業製品の紹介 非鉄金属の応用について理解する。
3rd 高分子材料の基礎 高分子材料の基礎について理解する。
4th 鉄が作られるまで 鉄の製造プロセスについて理解する。
5th 原子力発電の仕組みと金属材料 原子力発電の仕組みと金属材料について理解する。
6th 金属を長く使用するには 金属の特徴について理解する。
7th 近隣の工場見学 工場見学により材料システム工学と社会の関連について把握する。
8th 金属を固める
切って曲げて叩いて
金属の凝固について理解する。
塑性加工について理解する。
4th Quarter
9th 金属の強さを調べる 金属の強さについて理解する。
10th 金属の熱処理 金属の熱処理について理解する。
11th 金属の結晶構造 金属の結晶構造について理解する。
12th 構造物の破壊について 構造物の破壊について理解する。
13th エネルギー材料の基礎 創エネルギーや省エネルギーに貢献する材料についての基礎を理解する。
14th 医療用生体材料の基礎 医療に貢献する金属、セラミックス、高分子生体材料の基礎を理解する。
15th まとめ 後期の学習内容について再確認し、理解する。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力3000010040
分野横断的能力100000010