Course Objectives
・移動現象の基礎的概念の習得
・運動量移動、熱移動、物質移動の基礎的概念の習得
・各種移動現象を工業的な設計問題に適用できる
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 移動現象を微分方程式によってモデル化できる。 | 移動現象を微分方程式によってある程度モデル化できる。 | 移動現象を微分方程式によってモデル化できない。 |
評価項目2 | 微分方程式によってモデル化した移動現象を、差分法によって計算できる。 | 微分方程式によってモデル化した移動現象を、差分法によってある程度計算できる。 | 微分方程式によってモデル化した移動現象を、差分法によって計算できない。 |
評価項目3 | 工業的な現象を微分方程式によってモデル化し、それを解くことができる。 | 工業的な現象を微分方程式によってモデル化し、それをある程度解くことができる。 | 工業的な現象を微分方程式によってモデル化し、それを解くことができない。 |
Assigned Department Objectives
JABEE A-1
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JABEE C-4
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Teaching Method
Outline:
移動現象論は、流れ場における運動量移動、温度場における熱移動、濃度場における物質移動について、共通概念の移動メカニズムで取り扱う学問である。運動量移動、熱移動、物質移動の基礎的概念を身に付けるとともに、これら移動現象が実際の工業製品とどのように関わり、設計問題にどのように活用されているかを学ぶことを目的とする。
実務経験のある教員による授業科目:この科目は移動現象にかかわる機器の設計を担当していた教員がその経験を活かし、移動現象にかかわる諸問題について授業を行うものである。
Style:
講義を中心とするが、予習・復習が不可欠であるため、学生の自主的な学習が必要であり、レポート課題の学習が必須である。
Notice:
点数配分:定期試験(80%)+レポート(20%)により評価する。レポート未提出者は成績評価を行わない。
評価基準:60点以上を合格とする。
再試験:再試験は必要に応じて行う。
学習単位:本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であるため、これを課題として課す。
事前学習として前回の授業内容を復習すること。事後学習として、課題に取り組むこと。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
ガイダンスと常微分方程式の導入 |
状微分方程式を理解できる。
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2nd |
現象の定量化(微分方程式) |
現象を微分方程式で表し、解くことができる。
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3rd |
拡散現象(1次元の定常拡散) |
1次元の拡散現象を理解できる。
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4th |
拡散現象(1次元の非定常拡散、球からの拡散) |
1次元の非定常拡散、球からの定常拡散を理解できる。
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5th |
熱移動現象 |
熱移動現象の基礎を理解できる。
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6th |
流れ場での移動現象 |
流場での移動現象を理解できる。
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7th |
ケーススタディ(温室内の熱移動) |
温室内の熱移動を理解できる。
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8th |
ケーススタディ(下部への放熱のある温室内の熱移動) |
下部への放熱がある温室内の熱移動を理解できる。
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4th Quarter |
9th |
ケーススタディ(温室内の熱移動(非定常)) |
温室内の非定常熱移動を理解できる。
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10th |
フィンの定常伝熱 |
フィンの定常伝熱を理解できる。
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11th |
強制対流(基礎) |
強制対流を理解できる。
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12th |
強制対流(例題) |
強制対流の基礎的問題を解くことができる。
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13th |
自然対流 |
自然対流を理解できる。
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14th |
物質移動と熱移動のアナロジー |
物質移動と熱移動のアナロジーを理解できる。
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15th |
ケーススタディ(太陽熱蒸留器) |
太陽熱蒸留器の熱移動を理解できる。
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |