Transport Phenomena

Course Information

College Kurume College Year 2022
Course Title Transport Phenomena
Course Code 6A20 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department 機械・電気システム工学専攻(機械工学コース) Student Grade Adv. 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials JSMEテキストシリーズ流体工学、JSMEテキストシリーズ伝熱工学 等
Instructor 田中 大

Course Objectives

・移動現象の基礎的概念の習得
・運動量移動、熱移動、物質移動の基礎的概念の習得
・各種移動現象を工業的な設計問題に適用できる

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1移動現象を微分方程式によってモデル化できる。移動現象を微分方程式によってある程度モデル化できる。移動現象を微分方程式によってモデル化できない。
評価項目2微分方程式によってモデル化した移動現象を、差分法によって計算できる。微分方程式によってモデル化した移動現象を、差分法によってある程度計算できる。微分方程式によってモデル化した移動現象を、差分法によって計算できない。
評価項目3工業的な現象を微分方程式によってモデル化し、それを解くことができる。工業的な現象を微分方程式によってモデル化し、それをある程度解くことができる。工業的な現象を微分方程式によってモデル化し、それを解くことができない。

Assigned Department Objectives

JABEE A-1 See Hide
JABEE C-4 See Hide

Teaching Method

Outline:
移動現象論は、流れ場における運動量移動、温度場における熱移動、濃度場における物質移動について、共通概念の移動メカニズムで取り扱う学問である。運動量移動、熱移動、物質移動の基礎的概念を身に付けるとともに、これら移動現象が実際の工業製品とどのように関わり、設計問題にどのように活用されているかを学ぶことを目的とする。
実務経験のある教員による授業科目:この科目は移動現象にかかわる機器の設計を担当していた教員がその経験を活かし、移動現象にかかわる諸問題について授業を行うものである。
Style:
講義を中心とするが、予習・復習が不可欠であるため、学生の自主的な学習が必要であり、レポート課題の学習が必須である。
Notice:
点数配分:定期試験(80%)+レポート(20%)により評価する。レポート未提出者は成績評価を行わない。
評価基準:60点以上を合格とする。
再試験:再試験は必要に応じて行う。
学習単位:本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であるため、これを課題として課す。
事前学習として前回の授業内容を復習すること。事後学習として、課題に取り組むこと。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st ガイダンスと常微分方程式の導入 状微分方程式を理解できる。
2nd 現象の定量化(微分方程式) 現象を微分方程式で表し、解くことができる。
3rd 拡散現象(1次元の定常拡散) 1次元の拡散現象を理解できる。
4th 拡散現象(1次元の非定常拡散、球からの拡散) 1次元の非定常拡散、球からの定常拡散を理解できる。
5th 熱移動現象 熱移動現象の基礎を理解できる。
6th 流れ場での移動現象 流場での移動現象を理解できる。
7th ケーススタディ(温室内の熱移動) 温室内の熱移動を理解できる。
8th ケーススタディ(下部への放熱のある温室内の熱移動) 下部への放熱がある温室内の熱移動を理解できる。
4th Quarter
9th ケーススタディ(温室内の熱移動(非定常)) 温室内の非定常熱移動を理解できる。
10th フィンの定常伝熱 フィンの定常伝熱を理解できる。
11th 強制対流(基礎) 強制対流を理解できる。
12th 強制対流(例題) 強制対流の基礎的問題を解くことができる。
13th 自然対流 自然対流を理解できる。
14th 物質移動と熱移動のアナロジー 物質移動と熱移動のアナロジーを理解できる。
15th ケーススタディ(太陽熱蒸留器) 太陽熱蒸留器の熱移動を理解できる。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80200000100
基礎的能力4010000050
専門的能力4010000050
分野横断的能力0000000