実践英語III

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 実践英語III
科目番号 7A01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Answers to Everyday Questions 身近な不思議を英語で学ぶ<中級> / 速読用配布プリント / NetAcademy
担当教員 金城 博之

到達目標

1.リスニングでは映画を用いた教科書を通してリスニング力を身に着け、英語に親しむ態度を養う。
2.発信力として、スピーキングでは道具に関する簡単な説明ができる。ライティング課題を通し、英語を使った論理的な英文が書ける。
3.精読リーディングでは様々な題材のリーディング課題を通して英文を精読し正確に意味を把握できる。
4.速読リーディングでは毎分120語程度で身近なことや科学に関することの内容を理解できる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1スピーキングやライティングでは様々な題材について、英語で発信できる基礎的な英語力が十分身についている。スピーキングやライティングでは様々な題材について、英語で発信できる基礎的な英語力が概ね身についている。スピーキングやライティングでは様々な題材について、英語で発信できる基礎的な英語力が身についている。
評価項目2リーディングでは一般的な英文をWPM120の速度で八割程度理解できる。リーディングでは一般的な英文をWPM100程度の速度で八割程度理解できる。リーディングでは一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3リスニングでは毎分120語程度で話された身近なことや科学に関する映画のセリフの内容を十分理解できる。 リスニングでは毎分120語程度で話された身近なことや科学に関する映画のセリフの内容を概ね理解できる。 リスニングでは毎分120語程度で話された身近なことや科学に関する映画のセリフの内容を全く理解できない。 

学科の到達目標項目との関係

JABEE G-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・日常の不思議に関する英文を読み、楽しみながら英語力を磨く。
・実践的な場面を想定した、リスニングや会話の訓練を行う。
・学期を通して速読演習を行う。時間を計測し、伸びを記録する。
授業の進め方・方法:
・テキストの中の長文を課題として課す。それについての小テストを行うので、必ず予習してくること。
・速読演習は欠席等の場合は必ず自宅で行うこと。
・できるだけ映画を各自で見ておくこと。 
注意点:
期末試験70%、課題レポート15%、ネットアカデミー15%を目安として評価する。
再試験は原則として行わない。実施する場合は、課題レポートとネットアカデミーの提出が良好な者のみとする。
評価基準:60点以上を合格とする。 
次回の授業範囲を予習し、単語の意味等を理解しておくこと
本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。これとは別に、各自で課題範囲のNet Academy を進めること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction  授業方針を理解する。
語学の学習姿勢を理解する。
2週 Unit 1: What Did People Use Before Erasers?  消しゴムが発明される前に使っていたものは? 
● 現在時制・過去時制
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
3週 Unit 2: Who Is Barbie? バービーの本当の名前は?
● 助動詞
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
4週 Unit 3: How Did T-shirts Become Popular? T シャツ大流行のきっかけは?
● 完了形
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
5週 Unit 4: Who Invented Cotton Candy? 綿菓子を発明したのは誰?
● 受動態
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
6週 Unit 5: Which Came First, the TV or the RC?
テレビとリモコンの発明はどちらが先?
● There 構文
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
7週 Unit 6: Why Do ATM PINs Have Only Four Numbers? なぜ暗証番号は4桁の数字?
● 冠詞・名詞
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
8週 中間テスト 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
2ndQ
9週 中間テスト解答・解説
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
10週 Unit 7: Why Are Pencils Yellow? なぜ鉛筆の始まりは黄色?
● 不定詞・動名詞
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
11週 Unit 8: What Are the Ends of Shoelaces Called? 靴ひもの先に付いているプラスチックの名前は?
● 形容詞・副詞
自己PRビデオを発表する
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
12週 Unit 9: Why Are Gym Shoes Called “Sneakers”? スニーカーの名前の由来は?
● 比較
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
13週 Unit 10: Why Do We Drink So Much Coffee? コーヒーを飲む理由は?
● 前置詞
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
14週 Unit 11: Which Came First, Lighters or Matches? ライターとマッチの発明はどちらが先?
● 接続詞
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
15週 Unit 12: Why Is Meat from Pigs Called “Pork”? なぜ豚の肉はポーク?
● 付加疑問文・修飾語句
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
16週 期末テスト 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前4,前5,前6,前11
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前4,前5,前6,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前5,前6,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前6,前8,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前6,前8,前11
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前8,前9,前10
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前8,前9,前10
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前9,前11,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前9,前10,前11,前14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前9,前11,前14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前12,前14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前12,前13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前12,前13,前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前13,前16

評価割合

試験課題レポートネットアカデミー合計
総合評価割合701515000100
基礎的能力701515000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000