実践英語III

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実践英語III
科目番号 7A01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Message Delivered (Upper Intermediate)
パターンで学ぶパラグラフ・ライティングとプレゼンテーション入門 (準上級)
担当教員 金城 博之

到達目標

1.ライティングの教科書を用いて、基礎的な英文の表現法を身に着ける。
2.授業冒頭の英会話活動、英語多読を組み合わせて、英語に触れる時間を多くとり、学習習慣の確立を図る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1スピーキングやライティングでは様々な題材について、英語で発信できる基礎的な英語力が十分身についている。スピーキングやライティングでは様々な題材について、英語で発信できる基礎的な英語力が概ね身についている。スピーキングやライティングでは様々な題材について、英語で発信できる基礎的な英語力が身についている。
評価項目2リーディングでは与えられた英文課題を八割程度理解できる。リスニングでは与えられた課題を概ね理解できる。 リーディングでは一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3授業中に扱った文法項目を十分理解でき、活用できる。授業中に扱った文法項目を十分理解できる。授業中に扱った文法項目の理解が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
・英文ライティングを通して、英文を書けるようになる。適宜、技術英語の内容にも触れる。
・英語多読の時間を設け、自分に合った英語読解力を身に着ける。
・実践的な場面を想定した、リスニングや会話の訓練を行う。
授業の進め方・方法:
・テキストの中の長文を課題として課す。それについての小テストを行うので、必ず予習してくること。
注意点:
期末試験50%、レポート30%、宿題10%、ネットアカデミー10%を目安として評価する。
再試験は原則として行わない。実施する場合は、課題レポートとネットアカデミーの提出が良好な者のみとする。
評価基準:60点以上を合格とする。 
次回の授業範囲を予習し、単語の意味等を理解しておくこと
本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。これとは別に、各自で課題範囲のNet Academy を進めること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction  授業方針を理解する。
語学の学習姿勢を理解する。
2週 Unit 1 パラグラフの構造
Unit 2 異文化理解(Topic Sentence)
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
3週 Unit 3 世界の教育(Supporting Sentences) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
4週 Unit 4 世界の言葉・手話(Concluding Sentence) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
5週 Unit 5 AIの長所・短所について書いてみよう(Listing) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
6週 Unit 6 人の伝記を書いてみよう(Chronological Order) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
7週 Unit 7 様々なものを分類してみよう(Classification) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
8週 Unit 8 紙の本か電子書籍か(Comparison and Contrast)
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
2ndQ
9週 Unit 9 出生率の低下と未来(Cause and Effect) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
10週 Unit 11 パラグラフからプレゼンテーションへ(Introduction) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
11週 Unit 10 大学入学後の英語学習(Problem-Solution) 自己PRビデオを発表する
30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
12週 Unit 12 パラグラフからプレゼンテーションへ(Body) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
13週 Unit 13 パラグラフからプレゼンテーションへ(Conclusion) 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
14週 Unit 14 Evaluation 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
15週 前期期末試験 30秒スピーチ、速読
語彙・文法・読解
リスニング(ディクテーション活動)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験課題レポート宿題ネットアカデミー合計
総合評価割合4030101090
基礎的能力4030101090
専門的能力00000
分野横断的能力00000