概要:
学修した情報工学とメカトロニクス技術、およびそれに関連した工学の知識や技術を総合し、指導教員のもとで、ものづくりや情報処理、システムに関する研究開発を行う。先端技術にも対応でき、自ら問題を分析して解決することができるエンジニアの育成を行う。
授業の進め方・方法:
提示された研究題目の研究内容概要を読み、興味ある研究テーマを選択する。指導教員の承認を得た後、1テーマにつき1名で配属が決定される。最終的には研究論文を作成し、研究論文について口頭発表を行う。研究論文の書式および発表形式などについては別途定める。
注意点:
指導教員を中心とした複数の評価教員で、研究内容および研究発表の評価を行う。指導教員による評価を60点、2人の評価教員による評価を40点として、100点満点で総合的に評価する。60点以上を合格とする。
60点以上を合格とする。再試験は原則として実施しないが、不合格者に対して再度発表を課す場合がある。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
指導教員との研究テーマに関する打ち合わせ |
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2週 |
指導教員との研究テーマに関する打ち合わせ |
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3週 |
研究テーマに関係した論文や文献の調査 |
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4週 |
研究テーマに関係した論文や文献の調査 |
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5週 |
研究テーマの問題点の分析と、研究目的の明確化 |
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6週 |
研究テーマの問題点の分析と、研究目的の明確化 |
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7週 |
研究目的に沿った研究計画の立案 |
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8週 |
研究目的に沿った研究計画の立案 |
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2ndQ |
9週 |
解析法、データ処理、コンピュータシミュレーション法、実験方法の考案 |
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10週 |
解析法、データ処理、コンピュータシミュレーション法、実験方法の考案 |
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11週 |
上記5に基づいたプログラムの作成、実験機器の製作 |
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12週 |
上記5に基づいたプログラムの作成、実験機器の製作 |
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13週 |
解析法に基づいた計算、データ処理、コンピュータシミュレーション、実験の実施 |
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14週 |
解析法に基づいた計算、データ処理、コンピュータシミュレーション、実験の実施 |
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15週 |
解析結果、データ処理結果、コンピュータシミュレーション結果、実験結果の評価 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
解析結果、データ処理結果、コンピュータシミュレーション結果、実験結果の評価 |
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2週 |
問題点の分析と解決策の模索 |
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3週 |
問題点の分析と解決策の模索 |
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4週 |
上記9を踏まえた方法・手法の改良や、新たな方法・手法の考案と実施 |
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5週 |
上記9を踏まえた方法・手法の改良や、新たな方法・手法の考案と実施 |
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6週 |
解析結果、データ処理結果、コンピュータシミュレーション結果、実験結果の再評価と課題の分析 |
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7週 |
解析結果、データ処理結果、コンピュータシミュレーション結果、実験結果の再評価と課題の分析 |
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8週 |
研究結果のまとめ |
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4thQ |
9週 |
研究結果のまとめ |
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10週 |
研究論文の作成 |
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11週 |
研究論文の作成 |
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12週 |
発表資料の作成 |
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13週 |
発表資料の作成 |
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14週 |
発表資料の作成 |
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15週 |
学内外での口頭発表 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前9,前10,前15,後1,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前9,前10,前15,後1,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | 前2 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | 前2 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 前5,前6,後4,後5 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 前5,前6,後4,後5 |