専攻科研究基礎

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 専攻科研究基礎
科目番号 0102 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 5
開設学科 機械・電気システム工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 前期:6 後期:10
教科書/教材 関連する研究論文、特許情報、資料など
担当教員 原田 豊満,和泉 直志,中武 靖仁,石丸 良平,青野 雄太,谷野 忠和,中尾 哲也,田中 大,細野 高史,渡邊 悠太,奥山 哲也,江頭 成人,山本 郁,津田 祐輔,金城 博之

到達目標

1.実験などを計画・遂行することができる。
2.実験などの結果を解析し、工学的に考察することができる。
3.該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる。
4.日本語による論理的な記述,口頭発表,討議などができる。
5.自主的,継続的に学習できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験などを計画・遂行することができる。実験などを計画・遂行することがある程度できる。実験などを計画・遂行することができない。
評価項目2実験などの結果を解析し、工学的に考察することができる。実験などの結果を解析し、工学的に考察することがある程度できる。実験などの結果を解析し、工学的に考察することができない。
評価項目3該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる。該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用することがある程度できる。該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できない。
評価項目4日本語による論理的な記述,口頭発表,討議などができる。日本語による論理的な記述,口頭発表,討議などがある程度できる。日本語による論理的な記述,口頭発表,討議などができない。
評価項目5自主的,継続的に学習できる。自主的,継続的にある程度学習できる。自主的,継続的に学習できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
ものづくりや研究開発などの分野で、先端技術にも対応でき、創造性のある実践的エンジニアの育成
を目的として、指導教員のもとで工学分野に関わるテーマについて研究活動を行う。
授業の進め方・方法:
専攻科入学直後に、提示された研究題目の研究内容概要を読み、興味ある研究テーマを選択する。指導教員の承認を得た後、基本的には一人が一つのテーマで正式に配属が決定する。研究活動の基礎を学び学年末に研究発表とまとめを行う。
注意点:
主指導教員を中心とした複数の教員で、研究内容および研究発表の評価を行う。主指導教員の成績を60%、複数の評価教員による成績を40%として、総合的に成績評価を行う。
場合によっては、再研究発表を行わせる。
60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 研究目的にそった研究計画の立案
2週 研究目的にそった研究計画の立案
3週 研究題目に関係する文献や資料の調査
4週 研究題目に関係する文献や資料の調査
5週 実験装置の設計と製作
6週 実験装置の設計と製作
7週 実験装置の製作
8週 実験装置の製作
2ndQ
9週 理論解析モデルの構築
10週 理論解析モデルの構築
11週 理論解析モデルの計算
12週 理論解析モデルの計算
13週 実験方法あるいは計算方法の確立
14週 実験方法あるいは計算方法の確立
15週 予備実験あるいは予備計算
16週
後期
3rdQ
1週 予備実験あるいは予備計算
2週 実験結果あるいは計算結果の整理
3週 実験結果あるいは計算結果の整理
4週 実験結果あるいは計算結果の図表の作成
5週 実験結果あるいは計算結果の図表の作成
6週 実験結果あるいは計算結果の検討および考察
7週 実験結果あるいは計算結果の検討および考察
8週 研究報告のまとめ
4thQ
9週 研究報告のまとめ
10週 研究報告書の作成
11週 研究報告書の作成
12週 研究発表会の準備
13週 研究発表会の準備
14週 研究発表会の準備
15週 口頭発表
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。3前1,前2,前3,前4
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。3前1,前2,前3,前4
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。3前1,前2,前3,前4
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。3前1,前2,前3,前4
共同教育共同教育高専で学んだ専門分野・一般科目の知識・教養が、企業及び社会でどのように活用されているかを理解し、技術・応用サービスの実施ができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1
地域や企業の現実の問題を踏まえ、その課題を明確化し、解決することができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1
問題解決のために、最適なチームワーク力、リーダーシップ力、マネジメント力などを身に付けることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
企業人としても成長していく自分を意識し、継続的な自己研さんや学習が必要であることを理解できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3前1,前2,前3,前4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。3前1,前2,前3,前4
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

指導教員評価他の複数の教員評価相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力0000000
専門的能力60400000100
分野横断的能力0000000