実践英語II

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 実践英語II
科目番号 6E02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(電気電子工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 石谷由美子著『構造で読む英文エッセイ(改訂版)』(南雲堂)
担当教員 横溝 彰彦

到達目標

1.英語長文の文章構成を理解することができる。
2.英語長文の内容を理解することができる。
3.英語で自分の考えを述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
文章構成英語の文章構成を理解できる。英語の文章構成の概要を理解できる。英語の文章構成を理解できない。
読解英語長文の内容を理解できる。英語長文の概要を理解できる。英語長文の内容を理解できない。
話す力即興で英語で自分の考えを述べることができる。前もって準備しておけば、英語で自分の考えを述べることができる。英語で自分の考えを述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE E-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
担当教員による長文の解説は短時間で済ませて、音読、スピーチの発表、多読など、学生の主体的な活動を中心に行う。
授業の進め方・方法:
毎回の授業の最初に、前回の授業の復習テストを行う。
英文の文章構造に関する知識をもとに、英語長文を読み解いていく。
英語でスピーチを発表し、振り返りのレポートを提出してもらう。
多読活動を行う。
注意点:
(1)点数配分:中間試験25%、期末試験25%、スピーチ課題20%、小テスト10%、多読課題10%、ネットアカデミー10%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。 
(3)再試験を行う。
(4)学修単位:本科目は学修単位であるため授業時間以外での学修が必要である。授業の予習復習、スピーチ発表の準備や発表後の振り返りレポートの作成、授業の復習小テストの作成、ネットアカデミーによる、事前事後の自学を課す。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 授業の進め方や課題について理解する。
2週 Conclusions/Reasons
理由で押し切る!
理由づけを用いた英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
3週 Analysis
ブームを考える
社会的背景を分析した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
4週 Theory/Proof
説得は実験で
実験の証明を説明した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
5週 Controversy
賛成? 反対?
賛否両論のある話題に関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
6週 Comparison/Contrast
比べてみよう
2つのものを比較対照した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
7週 Classification
きちんと分類
分類に関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
8週 中間試験 これまで学習した内容の理解度を測る。
4thQ
9週 Instructions
アドバイスを与える
アドバイスに関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
10週 Chronological Order (History)
歴史をたどる
時間的変遷に沿って説明した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
11週 Cause & Effect
原因を探る
原因と結果に関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
12週 Process
手順を説明する
手順を説明した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
13週 Explanation (New Product)
新製品の紹介
新製品を紹介する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
14週 Explanation (Statistics)
データで説得
データを用いた英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
15週 Review
まとめ
これまで学習した内容を振り返り、定着を図る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験スピーチ課題小テスト多読課題ネットアカデミー合計
総合評価割合50201010100100
基礎的能力50201010100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000