実践英語II

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実践英語II
科目番号 6E02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(電気電子工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 石谷由美子著『構造で読む英文エッセイ(改訂版)』(南雲堂)
担当教員 横溝 彰彦

到達目標

1.英語の文章構成を意識しながら読むことができる。
2.英語長文の内容を理解することができる。
3.即興で英語で自分の考えを述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
文章構成教科書本文の文章構成を理解できる。教科書本文の文章構成の概要を理解できる。教科書本文の文章構成を理解できない。
読解教科書本文で使用されている語彙、文法、構文を理解できる。教科書本文の意味をおおまかに理解できる。教科書本文の意味を理解できない。
話す力即興で流暢な英語で自分の考えを述べることができる。即興で英語で自分の考えを述べることができる。即興で英語で自分の考えを述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE E-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
担当教員による長文の解説は短時間で済ませて、音読、多読、スピーチなど、学生の主体的な活動を中心に行う。
授業の進め方・方法:
英文の文章構造に関する知識をもとに、英語長文を読み解き、教科書本文で使用されている語彙、文法、構文を確認する。
即興で英語でスピーチを発表し、振り返りのレポートを提出してもらう。
多読を行い、多量の平易な英文を辞書なしで読む。
注意点:
(1)点数配分:中間試験30%、期末試験30%、スピーチ課題20%、多読課題10%、ネットアカデミー10%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。 
(3)再試験:再試験を実施する。課題に替えることもある。
(4)学修単位:本科目は学修単位であるため、1単位当たり 45 時間(授業 15 時間に対して 30 時間に相当する授業以外)の学修が必要である。授業の予習復習、スピーチ発表後の振り返りレポートの作成、ネットアカデミーによる、事前事後の自学を課す。
(4)事前学習:教科書本文を読み、単語や熟語、文法を調べて、内容を理解しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 授業の進め方や課題について理解する。
2週 Conclusions/Reasons
理由で押し切る!
理由づけを用いた英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
3週 Analysis
ブームを考える
社会的背景を分析した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
4週 Theory/Proof
説得は実験で
実験の証明を説明した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
5週 Controversy
賛成? 反対?
賛否両論のある話題に関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
6週 Comparison/Contrast
比べてみよう
2つのものを比較対照した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
7週 Classification
きちんと分類
分類に関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
8週 中間試験 これまで学習した内容の理解度を測る。
4thQ
9週 Instructions
アドバイスを与える
アドバイスに関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
10週 Chronological Order (History)
歴史をたどる
時間的変遷に沿って説明した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
11週 Cause & Effect
原因を探る
原因と結果に関する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
12週 Process
手順を説明する
手順を説明した英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
13週 Explanation (New Product)
新製品の紹介
新製品を紹介する英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
14週 Explanation (Statistics)
データで説得
データを用いた英文を読んで構成と内容を理解し、英語で自分の意見を発表できる。
15週 まとめ、成績確認 これまで学習した内容を振り返り、定着を図る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験スピーチ多読ネットアカデミー合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000