到達目標
1.光と物質との相互作用を説明できる。
2.レーザーの原理を説明することができる。
3.レーザー装置について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 光と物質との相互作用を複数の現象名を挙げて説明できる。 | 光と物質との相互作用を現象名を挙げて説明できる。 | 光と物質との相互作用を理解ができる。 |
評価項目2 | レーザーの原理を具体的な手法・物質、並びに物理現象を使って説明することができる。 | レーザーの原理を物理現象を使って説明することができる。 | レーザーの原理を理解することができる。 |
評価項目3 | 具体的な複数のレーザー装置について説明できる。 | 一般的なレーザー装置について説明できる。 | レーザー装置の具体例を挙げることができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
レーザーは、光通信や溶接などの物質加工、医療分野など、幅広く応用されている。
この講義では、光と物質の相互作用と、その応用であるレーザーの原理の基礎、そして代表的なレーザー装置等について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義は教科書の指定箇所を中心に、輪講方式で一緒に読みながら進めるていく。教科書は、聴講希望者のとの話し合いで英語のテキスト(プリント)に変更する場合もある。
必要に応じて、プロジェクタを使った形式の講義や、装置等の実物を見てもらう。
また、講義内容に関連したレポート提出を求める。
本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
注意点:
試験点数配分:期末試験100%を原則とする(ゼミ形式のため、試験は40%、発表評価が40%等の配分となる。評価割合参照)
評価基準:60点以上を合格とする。
再試験は原則行わないが、必要があれば学年末に1回のみ実施する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
レーザー光の特徴 |
レーザー光の特徴を説明できる。
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2週 |
光と物質の相互作用 |
光の物質の相互作用を説明できる。
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3週 |
反転分布と光増幅 |
反転分布と光増幅を説明できる。
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4週 |
レーザー動作 |
レーザー動作を説明できる。
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5週 |
ガスレーザー |
ガスレーザーの種類を列挙できる。
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6週 |
固体レーザー |
固体レーザーの種類を列挙できる。
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7週 |
半導体レーザー |
半導体レーザーの原理、構造を説明できる。
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8週 |
スラブ導波路中の光の伝搬・導波モード |
導波路中の光の伝搬について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
光ファイバー中の光の伝搬 |
光ファイバー中の光の伝搬を説明できる。
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10週 |
発光ダイオード |
発光ダイオードの原理、種類を説明できる。
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11週 |
光伝導セル |
光伝導セルの原理を説明できる。
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12週 |
太陽電池 |
太陽電池の原理を理解できる。
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13週 |
フォトダイオード |
フォトダイオードの原理・構造を説明できる。
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14週 |
撮像素子 |
撮像素子の原理、種類を説明できる。
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15週 |
光エレクトロニクスの応用 |
光エレクトロニクスの応用例を複数列挙できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系 | 電子工学 | 原子の構造を説明できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 25 | 0 | 10 | 0 | 5 | 60 |
専門的能力 | 15 | 10 | 0 | 0 | 0 | 5 | 30 |
分野横断的能力 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |