コンピュータサイエンス

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 コンピュータサイエンス
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(電気電子工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書:Think Java -- How to Think Like a Computer Scientist, Allen B. Downey, http://greenteapress.com/thinkpython/
担当教員 加藤 直孝

到達目標

1.英語の教材のみで,コンピューター・プログラミングに関する学習ができる.
2.JAVAの極めて基礎的なプログラミングができる.
3.解決すべき問題に対して,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出すことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ビデオも含む英語教材でコンピューター・プログラミングに関する学習ができる.英語の教材のみで,コンピューター・プログラミングに関する学習ができる.英語の教材のみで,コンピューター・プログラミングに関する学習ができない.
評価項目2JAVAで自由にプログラミングができる.JAVAの極めて基礎的なプログラミングができる.JAVAの極めて基礎的なプログラミングができない.
評価項目3解決すべき問題を発見し,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出すことができる.解決すべき問題に対して,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出すことができる.解決すべき問題に対して,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出せない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業の第一の目的は,英語で書かれた書籍や文献,あるいは,英語のYouTubeやビデオを活用し
てコンピューター・サイエンスを学習できるようにすることである.第二の目的は,英語の教科書を
読み,さらにプログラミングやデバッグを行うことを通して,プログラムによる問題解決方法を学び
とることである.
授業の進め方・方法:
授業では,英語の教科書を使うので,講義は日本語と英語で行うこととなる.教科書はソフトファイ
ルなので,英語の単語等はiPad上等で簡単に調べることができる.また,教科書の英語の文章
は平易なものなので,英語の教科書を恐れる必要はない.
本科目は学修単位科目であるので,授業時間以外での学修が必要である.そのため,英語の教科書の予習およびプログラム作品作成の課題を課す. 
注意点:
参考書:Think Python -- How to Think Like a Computer Scientist, Allen B. Downey, http://www.greenteapress.com/thinkpython/
Think Python: How to Think Like a Computer Scientist 2nd Edition, O'Reilly Media 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 英語の教材のみで学習を始める.
2週 Strings and things String objectを理解する.
3週 Mutable objects (1)  Objectを理解する(1)
4週
Mutable objects (2)
Objecctを理解する(2)
5週 Create your own objects Class definitionを書く.
6週 Arrays of Objects (1) JavaのArrayを理解する(1).
7週 Arrays of Objects (2) JavaのArrayを理解する(2).
8週 Object of Arrays (1) Object Orientedではないプログラムを書く(1).
2ndQ
9週 Object of Arrays (2) Object Orientedではないプログラムを書く(2).
10週 Object-oriented programming (1)  Object Orientedなプログラムを書く(1).
11週
Object-oriented programming (2) 
Object Orientedなプログラムを書く(2).
12週 Grid World (1) ハンズオンとプログラムの発表(1)
13週 Grid World (2) ハンズオンとプログラムの発表(2)
14週 Grid World (3) ハンズオンとプログラムの発表(3)
15週 まとめ Procedural ProgrammingとObject Oriented Programming
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。3
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合205000030100
基礎的能力0000000
専門的能力205000030100
分野横断的能力0000000