実践英語II

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 実践英語II
科目番号 6S02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(制御情報工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 Koji Hayakawa他著『Mastery Drills for the TOEIC® L&R Test, All in One Advanced Taget 650』(桐原書店)、ネットアカデミー
担当教員 德永 美紀

到達目標

1.日常やビジネスにおける英語での会話やアナウンスを聞き、主旨、目的、基本的な文脈が理解できる。
2.日常やビジネスにおける英語の広告、メール、案内文、記事などを読み、主旨、目的、基本的な文脈が理解できる。
3.上記に必要な語彙や文法構造を習得する。
4.日常の重要表現や簡単な会話を、通じやすい発音、自然な速さで言う事ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
リスニングテキストのリスニング問題を一度聞いて大意が理解でき、必要な情報を聞き取ることができる。テキストのリスニング問題を何度か聞いて大意が理解でき、必要な情報を聞き取ることができる。テキストのリスニング問題を何度聞いても必要な情報を聞き取ることができない。
リーディングテキストのリーディング問題の大意が辞書を使わずにつかめ、必要な情報を読み取ることができる。辞書を使ってテキストのリーディング問題の大意がつかめ、必要な情報を読み取ることができる。辞書を使い、時間をかけてもテキストのリーディング問題の大意がつかめず、必要な情報を読み取ることができない。
語彙・文法テキスト本文で使用されている語彙、文法、構文の80%を習得する。テキスト本文で使用されている語彙、文法、構文の60%を習得する。テキスト本文で使用されている語彙、文法、構文の60%を習得できていない。
スピーキングテキストの重要表現や会話を通じやすい発音で自然な速さで暗唱できる。テキストの重要表現や会話をゆっくりであれば通じやすい発音で暗唱できる。テキストの重要表現や会話を通じやすい発音で暗唱できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
TOEIC対策の教科書を使用し、これまで学んできた英語が日常生活や旅行、ビジネスの場でどのように使われているのかを学ぶ。TOEIC対策としてだけではなく、リスニング問題のディクテーションや音読、リーディング問題のスキミングやスキャニング、文法事項の確認などを通して英語力全般の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って行う。頻出表現や文法事項、ディクテーションなど書き込み式の練習問題を行ってから、TOEIC形式の問題に取り組む。表現の暗唱や会話練習などの活動、単語や重要表現の小テストで知識の定着を目指す。
注意点:
(1)点数配分:中間試験30%、期末試験30%、課題および小テスト30%、ネットアカデミー10%
(2)評価基準:60%以上であり、かつ、(4)の条件を満たしている場合に合格とする
(3)出席状況やネットアカデミー課題など、試験以外の部分で問題がなく、再試験によって単位修得の可能性がある場合は再試を行う。
(4)学修単位:学修単位2単位の科目であるため、90時間の学修(授業30時間および60時間相当の授業外学修)が必要である。そのため、予習・復習課題および、ネットアカデミーによる授業外での自学を課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
Half Test
授業の進め方や課題について理解する。
Half TestでTOEICの形式を体験する。
2週 Unit 1 人物の動作表現、品詞・代名詞 Part 1に頻出する人物の動作表現やPart 5で重要な品詞・代名詞を理解する。
3週 Unit 2 疑問詞で始まる疑問文、態・分詞 Part 2で必要な疑問詞で始まる疑問文への返答方法や、Part 5で重要な態・分詞を理解する。
4週 Unit 3 店・ホテルでの会話、読解の基礎を身につける Part 3に頻出する店やホテルでの会話の表現を学んだうえで聞き取る事ができる。Part 7に必要な読解の基礎について理解する。
5週 Unit 4 留守番電話、詳細情報を特定する Part 4に頻出する留守番電話問題の特徴を学んだうえで、聞き取る事ができる。Part 7で詳細情報を読み取る事ができる。
6週 Unit 5 物に関する描写、話の展開を読み取る Part 1に頻出する物に関する描写を聞き取る事ができる。Part 7で話の展開を読み取る事ができる。
7週 Unit 6 Yes/No疑問文・選択疑問文、接続詞・前置詞 Part 2で必要なYes/No疑問文の特徴を学んだうえで、正しい応答を聞き取る事ができる。Part 5で重要な接続詞・前置詞を理解する。
8週 中間試験 7週目までの内容の理解度を測定する。
4thQ
9週 Unit 7 日常生活における会話、内容把握問題に挑戦する Part 3における日常生活の会話を聞き取る事ができる。Part 7の内容把握問題の特徴を理解する。
10週 Unit 8 アナウンス・宣伝、語彙問題・その他 Part 4におけるアナウンス・宣伝問題を聞き取る事ができる。Part 5の語彙問題に挑戦し、知らない単語を覚える。
11週 Unit 9 ステートメント・付加疑問文、時制・代名詞・語彙 Part 2におけるステートメントや付加疑問文への応答方法に注意して聞き取る事ができる。Part 6における時制・代名詞・語彙問題の特徴を理解する。
12週 Unit 10 オフィスでの会話①、ダブルパッセージ Part 3に頻出するオフィスでの会話の表現を学んだうえで聞き取る事ができる。Part 7のダブルパッセージの特徴を理解する。
13週 Unit 12 つなぎ語・文選択
Unit 13 トリプルパッセージ
Part 6におけるつなぎ語問題、文選択問題、Part 7におけるトリプルパッセージの特徴を理解する。
14週 Unit 15 Part 1~4の復習
Unit 11 Part 5の復習、Unit 14 Part 6・7の復習
期末テストに備え、これまでの内容の復習ユニットを学習する。
15週 振り返り 期末テストを振り返り、間違った箇所を理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験小テスト・課題ネットアカデミー合計
総合評価割合30303010100
基礎的能力30303010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000