概要:
複数コースの学生で構成される3名のグループに分かれ、グループ構成員(学生)の専門分野を融合したテーマを創造し、予算、時間等の制約条件下でテーマを実現するための設計・製作を行い、成果を所定の時間内で発表する。学生数が3の整数倍でない場合は4名のグループで調整する。
グループ構成員は上記学生およびグループ担当教員とし、Teams上のグループ毎のプライベートチャネルで情報共有する。
授業の進め方・方法:
・個人別アイデアを検討し、個人アイデアプレゼンを行うとともに、グループ分けを行う。
・アイデア創出法を学び、グループテーマを決めて、テーマ発表会を行い、テーマの修正を行うとともにグループ担当教員を決定する。
・過去のテーマと同じものは不可とし、グループのテーマの内容を表す10~20文字程度のテーマ名を決める。
・グループ毎に設計、製作を行い、必要な物品の購入依頼書を提出する。
・中間発表会、担当教員別成果発表会、全体の成果発表会を行う。発表時間は以下の通りとする。グループ発表時間 3名:12分 4名:15分 質疑応答:5分。
・出欠確認は、第1~4,6,8,11,14週はT2教室にて対面で実施し、第5,7,9,10,12,13週は授業開始時にTeamsのチャットで活動場所をグループ担当教員に連絡し、2コマ目終了時にグループ担当教員の指定する場所(教員室等)で状況報告する。
注意点:
評価点は、成果発表会における全担当教員の評価項目(独創性・難易度、完成度、プレゼン各100点満点)の評価点の平均点とする。成果報告書は成果発表会で用いたPPTデータおよび作品の動画等とする。
評価基準:60点以上を合格とする。
再評価:合格とならなかった者に対して、再成果発表および再成果報告書提出を行うことがある。ただし、その場合の評価は60点を最大とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
概要説明、個人別アイディア検討、PPT作成、アイディア創出法及びプレゼン技法講師決め |
個人別アイデアを検討し、PPTを作成することが出来る。
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2週 |
個人アイディアプレゼン(1人5分程度)、グループ分け |
個人アイデアをプレゼンし、グループ分けが出来る
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3週 |
アイディア創出法(3方法)講習、グループテーマ決め、PPT作成 |
アイデア創出法を学び、グループテーマを決めてPPTを作成できる。
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4週 |
テーマ発表会、安全講習、技術職員技術相談内容説明、テーマ修正、グループ担当教員決め |
所定の時間内にテーマを発表し、テーマの修正が出来る。
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5週 |
設計、購入依頼書提出 |
テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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6週 |
製作、納品・購入依頼書提出 |
テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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7週 |
プレゼン技法(3方法)講習、第一回中間発表PPT作成、製作、納品・購入依頼書提出 |
プレゼン技法を学び、中間発表のためのPPTを作成できる。テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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8週 |
第一回中間発表会、製作、納品・購入依頼書提出 |
所定の時間内に中間発表を行うことが出来る。テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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2ndQ |
9週 |
製作、納品・購入依頼書提出 |
テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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10週 |
製作、納品・購入依頼書提出、第二回中間発表PPT作成 |
中間発表のためのPPTを作成できる。テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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11週 |
第二回中間発表会、製作、納品・購入依頼書提出 |
所定の時間内に中間発表を行うことが出来る。テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。
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12週 |
製作、納品、成果発表PPT作成 |
テーマに関する設計を行い、必要な物品の購入依頼書を提出できる。成果発表のためのPPTを作成できる。
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13週 |
担当教員別成果発表会(担当教員によるプレゼン指導)、製作、PPT修正 |
所定の時間内に成果発表を行い、内容を修正できる。
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14週 |
成果発表会(グループ発表時間 3名:12分 4名:15分 質疑応答:5分) |
所定の時間内に成果発表を行うことができる。
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15週 |
成果報告書提出 |
成果報告書を提出することが出来る。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 3 | 前2 |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 3 | 前2 |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 3 | 前2 |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 3 | 前2 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 3 | 前2 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 3 | 前2 |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 3 | 前2,前13,前14,前15 |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 3 | 前3,前13,前14,前15 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。
| 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |