日本語コミュニケーション

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語コミュニケーション
科目番号 7S02 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(制御情報工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基本的には適宜必要な資料及びプリントを配布する。但し、多和田葉子『献灯使』(講談社文庫)、村田沙耶香『コンビニ人間』(文春文庫)は購入してもらう。
担当教員 鴨川 都美

目的・到達目標

1.日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を交換することで、自分の考えを一層深めることができる。
2.他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、その背景や意図を十分に理解した上で意見を述べることができる。
3.授業のテキストとして取り上げる作品に対して、自分が持った解釈や感想を、他者の理解を促しながら豊かに表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を交換することで、自分の考えを一層深めることができる。日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を円滑に行うことができる。日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を円滑に行うことができない。
評価項目2他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、その背景や意図を十分に理解した上で意見を述べることができる。他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、自分なりの意見やアドバイスをすることができる。他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、自分なりの意見やアドバイスをすることができない。
評価項目3自分が作品に対して持った解釈や感想を、豊かに表現することができる。自分が作品に対して持った解釈や感想を、表現することができる。自分が作品に対して持った解釈や感想を、表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
就職あるいは大学院へ進学した際に必要となる、日本語でのコミュニケーションスキルの向上を目標とする。自分自身の意見や価値観を、異なる背景を持つ他者にいかにして伝え、他者との共生を図る力を養う。それには技術的な問題だけでなく、相手を慮ることのできる柔軟な感性を培うことも必要である。本授業では、主なテキストとして社会問題を扱った文学作品を使用し、総合的なコミュニケーション能力を高める取り組みを行う。また、テキストを通じて、社会と自分、他者と自己ということを認識する場としても機能させる。
授業の進め方と授業内容・方法:
授業で取り上げる作品については、授業計画を参照すること。一作品につき、二週分の授業を行う。作品は前週までにプリントで配布するので、必ず授業には作品を読んで出席すること。一週目は、作品の読み方や成り立ちについて講義をした上で、自分の意見をショートレポートにまとめてもらう。二週目に、ショートレポートを参考にして、各々の意見をディスカッション形式もしくはスピーチによって発表する。
注意点:
作品は前週までにプリントで配布するので、必ず授業には作品を読んで出席すること。専門用語の意味等も理解しておくこと。
各回の授業への参加度(出席、ディスカッション・ショートレポート、提出物等)60%、期末レポート40%で評価する。
100点を満点とし、60点以上を合格点とする。
必要に応じて再試験相当の課題を出す。
※作品によっては過激な表現や深刻な内容を有する場合があるということを了承の上、受講すること。
※受講者の人数等によって、シラバスの授業計画を変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、取り組み方、レポートに取り掛かるタイミングについて理解を得ておく。
2週 チョ・ナムジュ「ヒョンナムオッパへ」(小説):ジェンダーの問題を考える 取り上げる作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。自分の意見をショートレポートをまとめる。
3週 チョ・ナムジュ「ヒョンナムオッパへ」(小説):ジェンダーの問題を考える 前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
4週 村田沙耶香「コンビニ人間」(小説):互いの抱える〈生きづらさ〉を理解する 取り上げる作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。自分の意見をショートレポートをまとめる。
5週 村田沙耶香「コンビニ人間」(小説):互いの抱える〈生きづらさ〉を理解する 前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
6週 多和田葉子「献灯使」(小説):災禍をどう受け止めるのか 取り上げる作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。自分の意見をショートレポートをまとめる。
7週 多和田葉子「献灯使」(小説):災禍をどう受け止めるのか 前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
8週 谷賢一「福島三部作」(戯曲):震災と演劇 取り上げる作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。自分の意見をショートレポートをまとめる。
2ndQ
9週 谷賢一「福島三部作」(戯曲):震災と演劇 前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
10週 松尾スズキ「ファンキー!―宇宙は見える所までしかない 」(戯曲):可視化される差別 取り上げる作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。自分の意見をショートレポートをまとめる。
11週 松尾スズキ「ファンキー!―宇宙は見える所までしかない 」(戯曲):可視化される差別 前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
12週 石原燃「白い花を隠す」(戯曲):メディアの在り方を問う 取り上げる作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。自分の意見をショートレポートをまとめる。
13週 石原燃「白い花を隠す」(戯曲):メディアの在り方を問う 前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
14週 レポート執筆について⑴ レポートについて要点を得る。レポートの第一稿のプロットを作成する。
15週 レポート執筆について⑵ 各自が執筆した第一稿を相互に読み合い、批評し合う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0202020400100
基礎的能力015151530075
専門的能力055510025
分野横断的能力0000000