到達目標
1.日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を交換することで、自分の考えを一層深めることができる。
2.他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、その背景や意図を十分に理解した上で意見を述べることができる。
3.授業のテキストとして取り上げる作品に対して、自分が持った解釈や感想を、他者の理解を促しながら豊かに表現することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を交換することで、自分の考えを一層深めることができる。 | 日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を円滑に行うことができる。 | 日本語によるコミュニケーションにおいて、他者と意見を円滑に行うことができない。 |
| 評価項目2 | 他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、その背景や意図を十分に理解した上で意見を述べることができる。 | 他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、自分なりの意見やアドバイスをすることができる。 | 他者の意見に耳を傾け、他者の発信する内容に対して、自分なりの意見やアドバイスをすることができない。 |
| 評価項目3 | 自分が作品に対して持った解釈や感想を、豊かに表現することができる。 | 自分が作品に対して持った解釈や感想を、表現することができる。 | 自分が作品に対して持った解釈や感想を、表現することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
就職あるいは大学院へ進学した際に必要となる、日本語でのコミュニケーションスキルの向上させることができる。自分自身の意見や価値観を、異なる背景を持つ他者にいかにして伝え、他者との共生を図る力を養うことができる。それには技術的な問題だけでなく、相手を慮る柔軟な感性を培うことができる。
本授業では、主なテキストとして社会問題を扱った文学作品を使用し、総合的なコミュニケーション能力を高める取り組みを行う。また、テキストを通じて、社会と自分、他者と自己ということを認識する場としても機能させる。
授業の進め方・方法:
授業で取り上げる作品については、授業計画を参照すること。一作品につき、2~3週で授業を行う。作品は前週までにプリントで配布するので、必ず授業には作品を読んで出席すること。一週目は、作品の読み方や成り立ちについて講義をした上で、自分の意見をショートレポートにまとめてもらう。二週目に、ショートレポートを参考にして、各々の意見をディスカッション形式もしくはスピーチによって発表する。
【学修単位】
本科目は学修単位のため、授業時間以外の学習として60時間が必要となる。
毎週事前学習(2時間)として、授業で使用する小説や戯曲、関連資料等の配布物を翌週の授業開始までに読み、Formsから初読メモを作成する必要がある。
毎週事後学習(2時間)として、授業や授業で取り上げた作品の感想・批評、自分で調べたことなどをショートレポートにまとめる、又はFormsでの報告をする必要がある。
注意点:
・評価方法は次のとおりである。
満点を100点とし、60点以上の者を合格とする。なお、学年末成績評価が小数点の場合、小数点第一位を四捨五入とする。
成績評価については、
ディスカッション30%、グループ発表20%、課題10%、期末レポート40%で評価をする。
学年末成績評価が60点に達しない学生に対しては、出席状況や課題などの提出状況等を考慮し、必要と認めた場合のみ再評価を行う。
【注意点】
※作品によっては過激な表現や深刻な内容を有する場合があるということを了承の上、受講すること。
※受講者の人数等によって、シラバスの授業計画を変更する場合がある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス |
授業の進め方、取り組み方、レポートに取り掛かるタイミングについて理解を得ておく。
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| 2週 |
チョ・ナムジュ「ヒョンナムオッパへ」(小説):ジェンダーの問題を考える |
事前に作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。授業ではグループディスカッションを行う。作品の内容だけでなく、題材となっている社会問題についても自分の意見を述べ、他者と考えを述べ合う。
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| 3週 |
チョ・ナムジュ「ヒョンナムオッパへ」(小説):ジェンダーの問題を考える |
担当教員のフィードバックを受け、さらに考えを深めて、ショートレポートにまとめる。
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| 4週 |
村田沙耶香「コンビニ人間」(小説):互いの抱える〈生きづらさ〉を理解する |
事前に作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。授業ではグループディスカッションを行う。作品の内容だけでなく、題材となっている社会問題についても自分の意見を述べ、他者と考えを述べ合う。
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| 5週 |
村田沙耶香「コンビニ人間」(小説):互いの抱える〈生きづらさ〉を理解する |
担当教員のフィードバックを受け、さらに考えを深めて、ショートレポートにまとめる。
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| 6週 |
津村記久子「ポトスライムの舟」(小説):様々な生き方に触れる |
事前に作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。授業ではグループディスカッションを行う。作品の内容だけでなく、題材となっている社会問題についても自分の意見を述べ、他者と考えを述べ合う。
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| 7週 |
津村記久子「ポトスライムの舟」(小説):様々な生き方に触れる
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担当教員のフィードバックを受け、さらに考えを深めて、ショートレポートにまとめる。
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| 8週 |
大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(小説):人との関わりについて問題提起する |
事前に作品を読み、作品の時代背景、作家の生まれ・育ち・作風の特徴などについて知識を得る。授業ではグループディスカッションを行う。作品の内容だけでなく、題材となっている社会問題についても自分の意見を述べ、他者と考えを述べ合う。
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| 2ndQ |
| 9週 |
大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(小説):人との関わりについて問題提起する |
グループディスカッションの結果を発表する準備を行う。
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| 10週 |
大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(小説):人との関わりについて問題提起する |
グループディスカッションの結果をクラスで発表する。その上で、改めて自分の意見をまとめる。
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| 11週 |
二兎社『ザ・空気』(舞台・戯曲):私たちの社会について想像する |
作品鑑賞をし、観劇のショートレポートをまとめる。
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| 12週 |
二兎社『ザ・空気』(舞台・戯曲):私たちの社会について想像する |
前週のショートレポートを参考に、他者と意見交換をする。また、題材となっている社会問題についても自分の意見をまとめて、他者と考えを述べ合う。
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| 13週 |
二兎社『ザ・空気』(舞台・戯曲):私たちの社会について想像する
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グループで話し合った内容をクラスで発表する。
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| 14週 |
授業の振り返りを行う |
授業の振り返りを行う。
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| 15週 |
レポート執筆について |
レポートについて要点を得る。レポートの第一稿のプロットを作成する。
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| ディスカッション | グループ発表 | 課題 | 期末レポート | | | 合計 |
| 総合評価割合 | 30 | 20 | 10 | 40 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 10 | 10 | 10 | 20 | 0 | 0 | 50 |
| 専門的能力 | 20 | 10 | 0 | 20 | 0 | 0 | 50 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |