1. 製品の企画から基本設計までの基本的なデザインプロセスを理解・試行できる。
2. グループワークによるメンバー同士のコミュニケーションができる。
3. 自らの企画を効果的に伝達するプレゼンテーションができる。
4. 自律的・計画的に作業を遂行できる。
5. アイデアを創造力で具現化し編集できる。
概要:
製品企画・機能・仕様研究、市場化を踏まえた実際の製品提案、基本設計までのデザインプロセスをグループ単位での演習により修得する。社会的に要求される製品を自ら求め、そのニーズに相応しい製品を技術解析、情報収集を基にして具体化する。異なるコースの学生で構成されるグループでの作業により、計画的、継続的に仕事を進める責任感を養い、最終的なプレゼンテーションで資料を用いたまとめができる。内容の口頭発表ができる。グループメンバーや必要な対象とコミュニケーションができる。
授業の進め方・方法:
授業における製品企画、設計の講議、製品提案スタディ、授業レポートを総合的に行う。教材は適宜資料を配付。
企画の提案・プレゼンテーション評価には教育機関以外の方も参加する場合がある。
注意点:
本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション(授業の進め方/評価方法等のガイダンス) |
この授業の主旨と全体の概要を理解できる
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2週 |
製品の提案と企画講義・演習1 |
製品の提案、企画に関する手法を理解できる
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3週 |
製品の提案と企画講義・演習1 |
製品の提案、企画に関する手法を理解できる
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4週 |
製品の提案と企画講義・演習2 |
製品の提案、企画に関する基礎的な演習ができる
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5週 |
製品の提案と企画講義・演習2 |
製品の提案、企画に関する基礎的な演習ができる
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6週 |
製品化企画演習1(ニーズ調査、企画、コンセプト) |
ニーズを調査して企画、コンセプトをまとめることができる
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7週 |
製品化企画演習1(ニーズ調査、企画、コンセプト) |
企画、コンセプトをまとめることができる
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8週 |
製品化企画演習2(アイデアを実現する基本設計展開) |
アイデアを実現する方法を考えることができる
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2ndQ |
9週 |
製品化企画演習2(アイデアを実現する基本設計展開) |
アイデアを実現するための具体案を提示できる
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10週 |
製品化企画演習3(中間発表) |
6週~9週までの過程についてプレゼンテーションができ、ディスカッションができる
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11週 |
製品化企画演習3(中間発表) |
6週~9週までの過程についてプレゼンテーションができ、ディスカッションができる
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12週 |
製品化企画演習4(基本設計展開の改善) |
中間発表でのディスカッションをもとにアイデアを実現するための方法、具体案を改善する
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13週 |
製品化企画演習4(基本設計展開の改善) |
中間発表でのディスカッションをもとにアイデアを実現するための方法、具体案を改善する
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14週 |
プレゼンテーション(最終発表) |
企画、コンセプト、アイデアを実現するための方法を的確にプレゼンテーションできる
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15週 |
プレゼンテーション(最終発表) |
企画、コンセプト、アイデアを実現するための方法を的確にプレゼンテーションできる
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 2 | 前6 |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 2 | 前6 |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 2 | 前8,前9 |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 2 | 前7 |
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 2 | 前2,前3 |
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9 |
共同教育 | 共同教育 | 問題解決のために、最適なチームワーク力、リーダーシップ力、マネジメント力などを身に付けることができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9 |
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9 |
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 現実を踏まえ、公衆の健康・安全や文化・社会・環境に配慮すべきことが理解できる。さらに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程の設計に取り組むことができる。 | 2 | 前6,前7,前8,前9 |
現実を踏まえ、公衆の健康・安全への配慮、文化的・社会的・環境的な観点に配慮をしつつ、既存の枠にとらわれずに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程を設計することができる。 | 2 | 前6,前7,前8,前9 |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。 | 2 | 前12,前13 |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。 | 2 | 前12,前13 |