技術英語

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 技術英語
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械・電気システム工学専攻(制御情報工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考図書:平野進,技術英文のすべて(丸善)
担当教員 黒木 祥光

到達目標

1.相手が自分の専門に関する情報や考えを話す場合,その内容を理解できる.
2.自分の専門に関する情報や考えについて,前もって準備をすれば約10分間の口頭説明ができる.
3.相手が明瞭に話し,適切な助言などが与えられれば,その内容について質問・応答ができる.
4.自分の専門に関する情報や考えについて,2ページの文章を書くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1相手が自分の専門に関する情報や考えを話す場合,その内容を理解できる.相手が自分の専門に関する情報や考えを話す場合,その内容をある程度理解できる.相手が自分の専門に関する情報や考えを話す場合,その内容をまったく理解できない.
評価項目2自分の専門に関する情報や考えについて,前もって準備をすれば約10分間の口頭説明ができる.自分の専門に関する情報や考えについて,前もって準備をすれば教員の手を借りつつ約10分間の口頭説明ができる.自分の専門に関する情報や考えについて,前もって準備をし,教員の手を借りても約10分間の口頭説明ができない.
評価項目3相手が明瞭に話し,適切な助言などが与えられれば,その内容について質問・応答ができる.相手が明瞭に話し,適切な助言などが与えられれば,その内容について教員の手を借りて質問・応答ができる.相手が明瞭に話し,適切な助言などが与えられれば,その内容について教員の手を借りても質問・応答ができない.
評価項目4自分の専門に関する情報や考えについて,2ページの文章を書くことができる.自分の専門に関する情報や考えについて,教員の手を借りれば2ページの文章を書くことができる.自分の専門に関する情報や考えについて,教員の手を借りても2ページの文章を書くことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
産業のグローバル化が急速に進行している現在,英語によるコミュニケーションの重要性は日ごとに高まっている.本授業では技術内容の基礎的表現法を整理した後,英語での発表の演習を行う. 
授業の進め方・方法:
1から7週目までは英語にてレジュメを書き,プレゼンテーションを行う前準備として科学技術英語の基礎的表現方法について学ぶ.本科目は学修単位であるため,教室外学習として毎回学んだ内容について報告書の提出を義務付ける.8週目以降はレジュメとプレゼンテーション資料の作成を行う.これらの作成は授業時間のみでは不足するため,完成をもって教室外学習を行ったものとみなす.最終週は発表会を行う. 
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 科学技術英語を書く際の注意事項 科学技術英語を書く際の注意事項について説明できる.
2週 科学技術英語の基礎表現(名詞,冠詞)  科学技術英語の基礎表現(名詞,冠詞)について説明できる.
3週 科学技術英語の基礎的表現(形容詞,動詞,助動詞) 科学技術英語の基礎的表現(形容詞,動詞,助動詞)について説明できる.
4週
科学技術英語の基礎的表現(前置詞,副詞,接続詞)

科学技術英語の基礎的表現(前置詞,副詞,接続詞)について説明できる.
5週 科学技術英語の基礎的表現(否定の表現,比較の表現,倒置文) 科学技術英語の基礎的表現(否定の表現,比較の表現,倒置文)について説明できる.
6週 科学技術英語の基礎的表現(否定の表現,比較の表現,倒置文)  科学技術英語の基礎的表現(否定の表現,比較の表現,倒置文) について説明できる.
7週
科学技術英語の基礎的表現(数詞の書き方と数学記号,数式の読み方,句読点の用法)

科学技術英語の基礎的表現(数詞の書き方と数学記号,数式の読み方,句読点の用法)について説明できる.
8週 アプストラクトの作成 英文アプストラクトを書くことができる.
2ndQ
9週 レジュメの作成(1) 英文のレジュメを書くことができる.
10週 レジュメの作成(2) 英文のレジュメを書くことができる.
11週 レジュメの作成(3) 英文のレジュメを書くことができる.
12週 プレゼンテーション用資料の作成(1) 英文でプレゼンテーションを書くことができる.
13週 プレゼンテーション用資料の作成(2) 英文でプレゼンテーションを書くことができる.
14週 プレゼンテーション用資料の作成(3) 英文でプレゼンテーションを書くことができる.
15週 プレゼンテーションと質疑応答 英語でプレゼンテーションと質疑応答を行うことができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他レジュメプレゼン資料合計
総合評価割合03000004030100
基礎的能力0200000202060
専門的能力0100000201040
分野横断的能力000000000