実践英語III

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 実践英語III
科目番号 0056 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電気システム工学専攻(制御情報工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Complete Guide to the Toeic Test. (Cengage Learning) Bruce Rogers. / 速読用配布プリント / NetAcademy
担当教員 金城 博之

到達目標

1.TOEIC対策を通して動機づけを行うとともに、TOEIC受験に必要な英語力を身につける。
2.多くの英文に触れ、英文に慣れ親しむ。特に一般的な内容の英文を全員がWPM120以上を目指す。
3.毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を理解できる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICに必要な基礎的な英語力を十分身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力を概ね身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力が身についていない。
評価項目2一般的な英文をWPM120の速度で八割程度理解できる。一般的な英文をWPM100程度の速度で八割程度理解できる。一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を十分理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を概ね理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を全く理解できない。 

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
・学期の前半は、TOEIC対策として、実践英語I・IIで使用した教科書のうち、Lesson 3, 4, 6, 7を中心に行う。
・学期の後半は、実践的な場面を想定し、会話の訓練を行う。
・学期を通して速読演習を行う。時間を計測し、伸びを記録する。
授業の進め方・方法:
・必ず辞書を持参すること。ただし携帯電話・スマートフォン等を辞書として用いることを禁止する。
・速読演習は欠席等の場合は必ず自宅で行うこと。
・実践英語I・IIで使用した教科書で指定するページを自宅で行うこと。
 
注意点:
中間試験・定期試験90%、課題レポート10%を目安として評価する。
再試験は原則として行わない。
評価基準:60点以上を合格とする。 
本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。自学でNet Academy 英文法コースを進めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction  授業方針を理解する。
語学の学習姿勢を理解する。
2週 Lesson 3 Short Conversation ① 出題形式と解法の観点を理解する。
3週 Lesson 3 Short Conversation ②  TOEICに使用される基礎的な語彙・文法を理解する。
4週 Lesson 4 Short Talks ①  長い英文を聞いておおむね理解できる。
5週 Lesson 4 Short Talks ② 長い英文を聞いておおむね理解できる。
6週 Lesson 6 Passage Completion ①  文法的な項目を理解し、文脈を読み取れる。
7週 Lesson 6 Passage Completion ② 文法的な項目を理解し、文脈を読み取れる。
8週 Lesson 6 Passage Completion ③  文法的な項目を理解し、文脈を読み取れる。
2ndQ
9週  Lesson 7 Short Reading ①  様々なジャンルの英文を読んで理解できる。
10週  Lesson 7 Short Reading ②  様々なジャンルの英文を読んで理解できる。
11週 Lesson 7 Short Reading ③  様々なジャンルの英文を読んで理解できる。
12週 Review Test ①・②  既習項目を用いて解法に至ることができる。
13週 会話活動:比較表現 インフォメーションギャップを利用し、英語だけで違いを説明し、理解することができる。その英語表現を学び活用することができる。
14週 会話活動:Show and Tell 説明する際に用いる英語を学び、用いることができる。説明する英文を聞いて理解できる。プレゼンの基礎を理解し、実行できる。
15週 会話活動:ディベート① ディベートを通して、論理的な英語を学び、活用することができる。
16週 会話活動:ディベート② ディベートを通して、論理的な英語を学び、活用することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。3
自分や身近なことについて、前もって準備をすれば毎分100語程度の速度で約1分間の口頭説明ができる。3
相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なことについて口頭で簡単なやり取りや質問・応答ができる。3
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報(例:実験成果など)や考えについて、前もって準備をすれば毎分120語程度の速度で約2分間の口頭説明ができる。3
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えについて口頭でやり取りや質問・応答ができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000