到達目標
1.英語の教材のみで,コンピューター・プログラミングに関する学習ができる.
2.JAVAの極めて基礎的なプログラミングができる.
3.解決すべき問題に対して,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出すことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ビデオも含む英語教材でコンピューター・プログラミングに関する学習ができる. | 英語の教材のみで,コンピューター・プログラミングに関する学習ができる. | 英語の教材のみで,コンピューター・プログラミングに関する学習ができない. |
評価項目2 | JAVAで自由にプログラミングができる. | JAVAの極めて基礎的なプログラミングができる. | JAVAの極めて基礎的なプログラミングができない. |
評価項目3 | 解決すべき問題を発見し,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出すことができる. | 解決すべき問題に対して,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出すことができる. | 解決すべき問題に対して,コンピューター・プログラムを活用した問題解決方法を編み出せない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業の第一の目的は,英語で書かれた書籍や文献,あるいは,英語のYouTubeやビデオを活用してコンピューター・サイエンスを学習できるようにすることである.第二の目的は,英語の教科書を読み,さらにプログラミングやデバッグを行うことを通して,プログラムによる問題解決方法を学びとることである.
授業の進め方・方法:
授業では,英語の教科書を使う.講義は日本語で行う.教科書はソフトファイルなので,英語の単語等はiPad上等で簡単に調べることができる.また,教科書の英語の文章は平易なものなので,英語の教科書を恐れる必要はない.本科目は学修単位科目であるので,授業時間以外での学修が必要である.そのため,英語の教科書の予習が必要である.クイズとプログラム作品作成の課題を課す.
注意点:
参考書:Think Python -- How to Think Like a Computer Scientist, Allen B. Downey, http://www.greenteapress.com/thinkpython/
Think Python: How to Think Like a Computer Scientist 2nd Edition, O'Reilly Media
Java Puzzlers (Traps, Pitfalls, and Corner Cases) Joshua Bloch, Neal Gafter, Addison Wesley.
評価方法の詳細:
課題レポートで50%, プログラム作品およびその発表で50%を目安として評価する。
60点以上を合格とする。試験は行わない.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
英語の教材のみで学習を始める.
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2週 |
Strings and things |
String objectを理解する.
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3週 |
Mutable objects (1) |
Objectを理解する(1)
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4週 |
Mutable objects (2)
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Objecctを理解する(2)
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5週 |
Create your own objects |
Class definitionを書く.
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6週 |
Arrays of Objects (1) |
トランプカードを通して,JavaのArrayを理解する.
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7週 |
Arrays of Objects (2) |
Sequencial search, Binary searchを理解する.
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8週 |
Object of Arrays (1) |
トランプカードのshufflingとSortingができるようになる.(1)
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2ndQ |
9週 |
Object of Arrays (2) |
トランプカードのshufflingとSortingができるようになる.(2)
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10週 |
Objects of objects(1) |
Crazy Eights ゲームを作る(1)
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11週 |
Objects of objects(2) |
Crazy Eights ゲームを作る(2)
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12週 |
プログラム作品の発表(1) |
2,3名のグループのJava Programの作品発表会
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13週 |
プログラム作品の発表(2) |
2,3名のグループのJava Programの作品発表会
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14週 |
プログラム作品の発表(3) |
2,3名のグループのJava Programの作品発表会
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15週 |
まとめ |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 情報 | 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。 | 2 | |
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。 | 3 | |
整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |