Global Environment and Modern Biology

Course Information

College Kurume College Year 2022
Course Title Global Environment and Modern Biology
Course Code 6C05 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department 物質工学専攻(生物応用化学コース) Student Grade Adv. 1st
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:単元毎に作成したプリントを使用する。参考図書:今井利信・廣瀬良樹著、「環境・エネルギー・健康20講」、化学同人     早川豊彦・種茂豊一監修、「環境工学の基礎」、実教出版     秋元肇他編、「対流圏大気の化学と地球環境」、学会出版センター
Instructor 中武 靖仁 ,中島 めぐみ

Course Objectives

1.地球環境問題の現状を理解し、その対策を考えることができる。
2.環境修復や環境維持のためのバイオテクノロジーやクリーンエネルギーの役割が理解できる。
3.産業や社会へどのように応用されているかを地球規模の観点から理解できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境問題の現状を理解し、その対策を考えることができる。地球環境問題の現状を理解し、その対策をある程度、考えることができる。地球環境問題の現状を理解し、その対策を考えることができない。
評価項目2環境修復や環境維持のためのバイオテクノロジーやクリーンエネルギーの役割が理解できる。環境修復や環境維持のためのバイオテクノロジーやクリーンエネルギーの役割がある程度、理解できる。環境修復や環境維持のためのバイオテクノロジーやクリーンエネルギーの役割が理解できない。
評価項目3産業や社会へどのように応用されているかを地球規模の観点から理解できる。産業や社会へどのように応用されているかを地球規模の観点からある程度、理解できる。産業や社会へどのように応用されているかを地球規模の観点から理解できない。

Assigned Department Objectives

JABEE A-2 See Hide
JABEE B-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
人間の社会活動で生じた化石燃料の大量消費は酸性雨や大気汚染をもたらし、森林破壊や砂漠化を加速させた。またフロンなど新規化学物質の氾濫も相まって、オゾン層の破壊や温暖化など地球レベルでの環境破壊を引き起こしている。本授業では、地球環境問題の実態を理解するとともに、その原因と対策について、クリーンエネルギーやバイオテクノロジーなどの新技術の観点から学ぶ。
Style:
講義を中心に行うが適宜、演習を行う。
地球環境をテーマとして生物学的視点から講義するため、それらの基礎知識を必要とする。
専門学科以外の学生に対して細部の理解は求めないが、概念的に捉えて欲しい。
本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
Notice:
点数配分:前半50%(課題演習25%+試験25%)と後半50%(定期試験)の合計100%として評価する。
評価基準:60点以上を合格とする。
再試:必要に応じ再試を行う。
学修単位:本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 地球環境問題(環境問題とエネルギー問題、持続可能な社会) 地球環境問題について理解できる。
2nd 水力、風力エネルギー(水力発電、風力発電) 水力・火力発電について理解できる。
3rd 化石エネルギー、バイオマス(火力発電)
火力・バイオマスについて理解できる。
4th 原子力エネルギー、放射線と環境 原子力エネルギー・放射線について理解できる。
5th 太陽光エネルギー(太陽光発電,太陽熱発電)
太陽光エネルギーについて理解できる。
6th 燃料電池Ⅰ(電気化学システム)
燃料電池の基礎について理解できる。
7th 燃料電池Ⅱ(電気化学システム) 燃料電池の電気化学について理解できる。
8th 前半のまとめ 1から7週までの講義について理解できる。
2nd Quarter
9th ダイオキシンと環境ホルモン ダイオキシンと環境ホルモンについて理解できる。
10th 水資源と物質循環 水資源と物質循環について理解できる。
11th 富栄養化と赤潮の発生 富栄養化と赤潮の発生について理解できる。
12th 土壌環境と汚染 土壌環境と汚染について理解できる。
13th 極限環境微生物 極限環境微生物について理解できる。
14th 遺伝子操作 遺伝子操作について理解できる。
15th 細胞工学技術 細胞工学技術について理解できる。
16th まとめ 9から15週までの講義について理解できる。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal75000025100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力75000025100