Image engineering

Course Information

College Kurume College Year 2024
Course Title Image engineering
Course Code 6C12 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department 物質工学専攻(生物応用化学コース) Student Grade Adv. 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:佐藤 淳,コンピュータビジョン-視覚の幾何学-(コロナ社) 参考書:金谷健一,画像理解-3次元認識の数理-(森北出版),参考書:徐 剛,辻 三郎,3次元ビジョン(共立出版),参考書:出口光一郎,ロボットビジョンの基礎(コロナ社)
Instructor 黒木 祥光

Course Objectives

本科目の到達目標は以下のとおりである。
1.様々な射影法とカメラモデルについて説明できる。
2.消失点などの射影幾何の基礎について説明できる。
3.エピポーラ幾何について説明できる。
4. カメラの校正について説明できる。 

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1様々な射影法とカメラモデルについて説明できる。教科書等を見ながら様々な射影法とカメラモデルについて説明できる。教科書等を見ても様々な射影法とカメラモデルについて説明できない。
評価項目2消失点などの射影幾何の基礎について説明できる。教科書等を見ながら消失点などの射影幾何の基礎について説明できる。教科書等を見ても消失点などの射影幾何の基礎について説明できる。
評価項目3エピポーラ幾何について説明できる。教科書等を見ながらエピポーラ幾何について説明できる。教科書等を見てもエピポーラ幾何について説明できない。
評価項目4カメラの校正方法について説明できる。教科書等を見ながらカメラの校正方法について説明できる。教科書等を見てもカメラの校正方法について説明できない。

Assigned Department Objectives

JABEE B-2 See Hide

Teaching Method

Outline:
画像情報は単なるメディアの一つではなく,工学において,非常に重要な外部情報とみなすことが出来る.本科目では,2次元のデータであるディジタル画像と,3次元の実世界との対応関係,いわゆるコンピュータビジョンの基礎知識の習得を目的とする.
Style:
授業は配布プリントおよびスライドにて説明を終えた後,学生の主体的な学習を促すため,数名の班に分かれて与えられた課題に取り組んでもらう.受講生には必要に応じて本科で学んだ線形代数,応用数学の復習を希望する.本科目は学修単位であるため,授業外学修として課題の提出を義務付ける. 
Notice:
履修にあたり,数学,特に線形代数の知識を必要とする.
評価方法の詳細
試験60%、課題40%とする。
試験は中間試験と期末試験の平均にて評価する。
課題は毎回与える課題の内容と提出状況、ならびに学習に対する態度・志向性によって評価する。
評価基準:60点以上を合格とする。
再試験は各学生が評価項目に達していない項目について行う。60点以上を合格とし、60点の評価とする。
本科目は2単位の学修単位であるため、90時間(1時間当たり50分)の学修時間を要する。授業は30時間であるため、残り60時間に相当する授業以外の学修は事前学習と事後学修よって充てる。
事前学修は公開している授業資料ならびにビデオによって、事後学修は課題によって行う。従って、単位を修得するには全ての課題を提出する必要がある。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 概要説明,投影とカメラモデル 投影とカメラモデルについて説明できる.
2nd 斉次座標と射影幾何 斉次座標と射影幾何を説明できる.
3rd 線形代数の復習(1:線形部分空間と基底,線形変換) 線形部分空間と基底、線形変換について説明できる.
4th 線形代数の復習(2:行列式および核と像) 行列式および核と像について説明できる.
5th 透視カメラと射影カメラ 透視カメラと射影カメラについて説明できる.
6th 弱透視カメラとアフィンカメラ 弱透視カメラとアフィンカメラについて説明できる.
7th 変換群 群の公理と各種変換群について説明できる.
8th 不変量 アフィン変換と射影変換の不変量について説明できる.
4th Quarter
9th カメラモデルと不変量に関するまとめ カメラモデルと不変量に関するまとめ
10th エピポーラ幾何とは エピポーラ幾何の概念を説明できる.
11th Essential行列とFundamental行列 Essential行列とFundamental行列について説明できる.
12th F行列の求め方 F行列の求め方について説明できる.
13th アフィンカメラと並進カメラのエピポーラ幾何 アフィンカメラと並進カメラのエピポーラ幾何について説明できる.
14th 校正済みカメラによる形状復元とカメラの校正 校正済みカメラによる形状復元およびカメラの校正について説明できる.
15th 学力到達確認 試験の答案を受領し,各自の学力到達状況を確認する.
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題Total
Subtotal4060100
専門的能力405090
態度・志向性01010