概要:
化学および有機化学の基礎知識に基づいた、化学および有機化学の機能有機材料への応用について教授する。
授業の進め方・方法:
これまでに修得した化学および有機化学の基礎知識をもとに講義を進めるが、この点は講義でもフォローし、再確認しつつ講義を進める。
板書による講義進行以外に、事前作成した電子媒体講義資料の投影による講義進行を行い、この場合、講義資料は別途閲覧可能とする。
本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
不明の箇所については、講義終了後はもとより、講義中も質問を適宜受け付ける。
実務経験のある教員による授業科目:化成品開発・製造に従事した経験から、化学および有機化学の機能有機材料への応用について教授する。
注意点:
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと 。
期末試験(100 %)の結果により評価する。
60点以上を合格とする。
再試験は必要に応じて行う。
学修単位:本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
σ結合とπ結合について説明できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
混成軌道を用い物質の形を説明できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
誘起効果と共鳴効果を理解し、結合の分極を予測できる。 | 3 | 後4,後5,後8,後9,後12,後13,後15 |
σ結合とπ結合の違いを分子軌道を使い説明できる。 | 3 | 後8,後9,後15 |
ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
共鳴構造について説明できる。 | 3 | 後8,後9,後15 |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明できる。 | 3 | 後8,後9,後15 |