Course Objectives
１．高分子を含めた有機化学における有機構造の重要性が理解できる。
２．種々の立体構造が理解できる。
３．分子構造と反応性・物性との関係に関する知識がある。
４. 有機構造の分析に関する知識がある。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 高分子を含めた有機化学における有機構造の重要性を良く理解している。 | 高分子を含めた有機化学における有機構造の重要性が理解できる。 | 高分子を含めた有機化学における有機構造の重要性が理解できていない。 |
| 評価項目2 | 種々の立体構造を良く理解している。 | 種々の立体構造が理解できる。 | 種々の立体構造が理解できていない。 |
| 評価項目3 | 分子構造と反応性・物性との関係に関する知識が豊富にある。 | 分子構造と反応性・物性との関係に関する知識がある。 | 分子構造と反応性・物性との関係に関する知識がない。 |
| 評価項目4 | 有機構造の分析に関する知識が豊富にある。 | 有機構造の分析に関する知識がある。 | 有機構造の分析に関する知識がない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
有機化学は機能性有機材料、医薬品、高分子材料などの応用と密接な関係がある応用化学の基礎科目である。有機化学は大別して（1）有機構造化学、と（2）有機反応化学に別けられるが、本講義では
（1）の有機構造化学に焦点をあてて、有機分子の構造決定を含めた有機化学の専門性を高めることを目的とする。
Style:
チョーク＆ライトを基本とした授業であるが、適宜、演習を加える。
「演習及び補足」を３回準備して、進度の調整・補足・演習に充てる。
有機化学に関して高専本科程度の基礎知識を有する学生を対象としている。
学修単位としての学習時間を確保するためのレポートを課す。
Notice:
（1）点数配分：中間試験40％＋期末試験40％＋学修レポート20％
（2）評価基準：60点以上を合格とする。
（3）再試：再試を行う。
（4）学修単位：本科目は専攻科科目（学修単位に相当）であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
授業で行う項目に関して事前学習をしておくこと
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
| 2nd Semester |
| 3rd Quarter |
| 1st |
分子構造と有機化学 |
分子構造と有機化学の相関の重要性を知る。
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| 2nd |
分子構造化学と合成化学 |
分子構造化学の合成化学への応用の要点を知る
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| 3rd |
構造異性 |
構造異性の詳細を知る
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| 4th |
幾何異性 |
幾何異性の詳細を知る
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| 5th |
配座異性 |
配座異性の詳細を知る
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| 6th |
鏡像異性（1） |
鏡像異性の基礎を知る
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| 7th |
鏡像異性（2） |
鏡像異性の詳細と立体選択的・特異的反応を知る
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| 8th |
紫外-可視吸収スペクトル |
紫外-可視吸収スペクトルの基礎と応用を知る
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| 4th Quarter |
| 9th |
赤外吸収スペクトル |
赤外吸収スペクトルの基礎と応用を知る
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| 10th |
核磁気共鳴スペクトル（1） |
核磁気共鳴スペクトルの基礎を知る
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| 11th |
核磁気共鳴スペクトル（2） |
核磁気共鳴スペクトルを応用した有機化合物の同定を知る
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| 12th |
演習及び補足（1） |
有機構造化学の演習問題が解ける
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| 13th |
演習及び補足（2） |
異性体に関する演習問題が解ける
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| 14th |
演習及び補足（3） |
有機構造解析に関する演習問題が解ける
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| 15th |
総括 |
有機構造化学の総論的な知識を身につけている
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| 16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
| Subtotal | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
| 専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 90 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |