Course Objectives
1.DNA分子の構造と機能とを理解し、説明できる。
2.生殖の意味を遺伝学の立場から理解できる。
3.生物の分類について理解できる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
DNA分子の構造、機能の理解 | DNA分子構造を説明でき、その機能について理解している | DNA分子の構造の説明はできる。機能について部分的に理解している | DNAの構造及び機能について理解できていない |
生殖の遺伝学的理解 | 無性生殖・有性生殖の理解ができており、生殖による遺伝子の保存についても理解している | 無性・有性生殖について違いは理解できている | 生殖様式について理解できていない |
生物の分類の理解 | 生物の分類について理解できている | 原核生物と真核生物との違いは理解できている | 生物の分類について理解できていない |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
生体の機能を分子レベルで理解するために、遺伝及びその周辺の生命現象を分子の観点から学習する。すなわち、「分子遺伝学」を基軸に「細胞生物学」及び「発生生物学」の基礎的な内容を理解する。
Style:
作成したプリントを基に講義を進める。前半は、生物の系統分類を中心に生物の概要を解説し、後半は、遺伝子の分子生物学を中心に講義する。
Notice:
専攻科1年後期の「生体機能分子学」の受講を前提として進める。本科目は、学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
定期試験(期末試験)の100%で評価し、60点以上を合格とする。必要に応じて再試験を行う。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
生物の分類Ⅰ |
ホイッタカーの五界説について説明できる
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2nd |
生物の分類Ⅱ |
生物の系統分類について説明できる
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3rd |
生物の生殖方法 |
生物の無性生殖、有性生殖について説明できる
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4th |
生物の増殖 |
体細胞分裂と減数分裂について説明できる
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5th |
細胞周期と染色体 |
細胞周期の各時期について染色体の動向を含め説明できる
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6th |
遺伝学的基礎 |
核酸の構造、DNAの複製、転写・翻訳について説明できる
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7th |
遺伝子工学の原理Ⅰ:用いられる酵素 |
制限酵素、その他の酵素についてその名称と働きを説明できる
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8th |
遺伝子工学の原理Ⅱ:クローニングに用いるベクター |
プラスミドベクター、ファージベクターについて特徴、利用方法を説明できる
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2nd Quarter |
9th |
遺伝子工学の原理Ⅲ:大腸菌の取扱い |
大腸菌等宿主細胞について説明できる
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10th |
PCR法 |
PCR法の原理と方法について説明できる
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11th |
ライブラリー作製 |
ライブラリーの種類と違いについて説明できる
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12th |
ハイブリッド形成法 |
ハイブリッドの形成法について説明できる
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13th |
遺伝学の解析 |
遺伝子の色々な解析方法について説明できる
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14th |
遺伝子発現の解析 |
遺伝子発現の解析法について説明できる
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15th |
遺伝子組換え植物 |
遺伝子組換え植物の作成方法とその利用法について説明できる
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |